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ハモンド英財務相、大規模な財政出動の可能性否定

ロイター 9月9日(金)1時54分配信

[ロンドン 8日 ロイター] - 英国のハモンド財務相は8日、11月23日に発表予定の財政見通しで大規模な財政出動の計画はないとした上で、必要であればインフラ整備事業を行うとの考えを示した。

ハモンド財務相は7月の就任直後、2020年までに財政の黒字化を目指す従来目標を「リセット」する可能性があると発言。欧州連合(EU)離脱を決めた国民投票による経済への打撃を緩和するために、歳出拡大や減税を実施するのではとの観測が浮上していた。

同相はこの日の議会証言で、11月の財政見通しで景気支援措置を発表するとしても、さほど大規模にはならないと表明。

「財政黒字化の目標をあきらめたわけではない」と強調し、「私の発言は(2020年の)会期末の達成を目指すわけではないという意味だ」と説明した。

さらに、英国の財政状況は「不健全」で、公的債務は英国債を積極的に買おうとする投資家の意欲を損ねる水準近くにまで膨らんでいるとし、「債務規模に無頓着であるべきでない」と述べた。

最終更新:9月9日(金)8時55分

ロイター