ここから本文です

夏の終わりの肌老化にご用心!

All About 9月9日(金)12時45分配信

■肌老化が進むってホント?
夏バテ気味の肌が気になるこの時期。ひと夏の肌の疲れをリセットせずに、そのまま放置すると、秋・冬にはシミ、シワ、たるみ、毛穴の開きなど「夏老け肌」に悩まされてしまいます。

特に年齢を感じ始める20代後半以降は、夏の肌疲れは夏の間に解消しておくことをおススメします。

ところで肌は夏にどうして老化が進むのでしょうか? その理由についてご説明します。

■夏の紫外線A波がシミとたるみの原因に
5月から9月ごろまで最も多く降り注ぐ紫外線のA波は、まず肌の表面に照りつけて、表皮にダメージを与え、角質のターンオーバーを乱して、表皮を分厚くくすませます。

さらに紫外線A波は、肌の奥の真皮まで到達し、シミのもとになるメラニン色素を増やして、肌の黒ずみやくすみの原因を作ります。

また、肌のハリや弾力を保つコラーゲン繊維を破壊して、たるみやシワの原因を作ります。

UV乳液やファンデーションで紫外線から肌を守り、さらに日傘や帽子も併用し、陽射しの強い時間は外出しないようにしましょう。

■汗腺が老化して「ベトベト汗」に
皮膚にあって汗を出す汗腺は、年齢とともに機能が低下します。若い頃は、汗に含むミネラルなど必要な栄養素を再吸収する力が十分にあり「サラサラした汗」をかきますが、年齢とともに再吸収できずに「ベトベトした汗」をかくようになります。

「ベトベトした汗」は、体臭のもとになるほか、弱酸性のバリアで守られている皮膚をアルカリ性にして、細菌感染に弱く、バリア機能を低下させてしまいます。

脂っこい食事や、飲酒、喫煙も体臭やべとべとした汗のもとになります。汗をかいたら、刺激の少ないタオルなどで汗をこまめにふき取ったら、保湿用のミストなどを吹きかけて、肌のうるおいを失わないようにしましょう。

■皮脂に強いスキンケアが毛穴を汚す
汗をかくと汗腺や毛穴が開きます。そこに、皮脂や汗に負けない、刺激の強いファンデーションや日焼け止め乳液などが入ったままになると、毛穴の開きや黒ニキビの原因になります。

特に、加齢によるたるみやシワで毛穴が開き気味の肌にとって、毛穴詰まりは要注意すべきポイントです。

オイルクレンジングをしっかりと行い、汗や皮脂でも落ちない、刺激の強いUV乳液やファンデーションを毛穴に残さないように心がけましょう。

■冷房による乾燥
汗をかいたままで冷房の強い部屋に入ると、一気に肌の表面から水分が蒸発し、さらにテカリが気になって、油取り紙などを使ったり、頻繁に洗顔することで、皮脂成分まで失われて、肌のバリア機能も失われ、どんどん乾燥してしまいます。

保湿力の高い化粧水や美容液で、しっかりと水分補給を行い、肌のうるおいを失わないように気をつけましょう。

■代謝不良と血行不良がくすみとむくみの原因
冷房の効き過ぎたオフィスでのデスクワークや、夏バテ気味で運動不足になって、体を動かさないでいると、血行が悪くなって、顔色が悪く見えたり、目のクマや肌のくすみの原因になります。

また暑さで水分ばかり摂って、汗をかかないで代謝が悪い状態でいると、老廃物がリンパ腺に溜まって、むくみや肌のくすみの原因になります。

■暑くて眠れず睡眠不足に
熱帯夜が続くと寝苦しくなり、ぐっすり眠れずに、睡眠不足になりがちです。

睡眠不足が続くと、肌のターンオーバーが乱れて、新陳代謝が悪くなり、肌の表面がガサついたり、ニキビや吹き出物の原因になるだけでなく、目のクマや肌のくすみの原因にもなります。

寝る前にゆっくりお風呂に入ったり、軽く体を動かしたり、リラックスできる音楽やアロマを楽しむなどして、緊張をほぐしてぐっすり眠れるように工夫しましょう。

■食欲不振でビタミン不足
暑いと食欲が落ち、調理するのも面倒なため、冷たいものばかり食べたり、外食やコンビニ食に頼りがちになります。

こんな生活では、美肌に欠かせないビタミンやミネラル、上質のタンパク質が不足して、肌の老化を早めてしまいます。

特に夏の紫外線によるシミやたるみを改善するには、ビタミンA、βカロチン、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維などをたっぷりと補給することです。

これらの栄養素は、野菜に多く含まれているので、夏老け肌を解消するには、野菜中心の食事を心がけましょう。


文・宇山 恵子(All About アンチエイジング)

宇山 恵子

最終更新:9月9日(金)12時45分

All About