ここから本文です

【広島】神ってた「逆転のカープ」神じられない5戦!

スポーツ報知 9月9日(金)6時5分配信

 広島の25年ぶりとなるリーグ優勝が目前に迫っている。スポーツ報知では今季のカープを振り返り、強さが印象に残った5試合を厳選。緒方監督が“神ってる”と評した通り、いずれも神懸かり的な勝利が並んだ。

 ▼5月1日・広島10―7中日(マツダ)

 「逆転の広島」は、この試合がきっかけになった。2―6と4点を追う5回、2死走者なしからだった。新井、松山が連打し、鈴木が左翼線へ適時二塁打を放つと、安部もしぶとく右前へ2点打を落として1点差。さらに会沢が中前安打で続いて一、三塁とし、代打はエルドレッド。両足を痛め今季初めてスタメンから外れた助っ人砲は、ネイラーから左中間席へ逆転の10号3ラン。この回一挙6得点で引っ繰り返し、今季初の同一カード3連戦3連勝。巨人が敗れ首位に浮上した。

 ▼6月14日・広島3X―2西武(マツダ)

 2―2の同点で迎えた9回2死一、二塁で、途中出場の赤松が中前安打。本塁を狙った菊池は一度はアウトと判定されたが、西武の上本捕手が走路上の微妙なラインで捕球しタッチしていたため、審判団は新たに導入されたコリジョン(衝突)ルールを適用すべきかリプレー検証を行った。約10分後、責任審判の杉永三塁塁審が「コリジョンルールを適用して、セーフとします」とアナウンス。判定が覆り、リプレー検証を挟んだ史上初めてのサヨナラ勝ちとなった。

 ▼同18日・広島4X―3オリックス(マツダ)

 「神ってる」の名言はここから生まれた。2点を追う9回1死一、三塁。打席には、前日17日の延長12回にサヨナラ2ランを放っていた鈴木が入った。オリックスの守護神・平野から、左中間席へ逆転サヨナラ9号3ラン。プロ野球史上10人目、球団史上2人目の2試合連続劇的弾となった鈴木は連日のお立ち台で「うれしいというか、興奮というか…。よく分からない気持ち」。試合後、緒方監督は「いや~。今風の言葉で言うと、神ってるよね」と興奮気味にたたえた。チームは今季初の5連勝で貯金を10とし、2位の中日に6ゲーム差をつけた。

 ▼同29日・広島8―1ヤクルト(マツダ)

 黒田は打ってもすごかった。3点をリードした6回2死満塁、石原が敬遠されて回ってきた黒田の打席。成瀬の低め直球をたたいた打球は、前進守備の左翼手の頭上を軽々と越える走者一掃の3点二塁打になった。この打席まで打率0割0分0厘。“神ってる”一打で、勝負の行方を決定づけた。投げても7回を1失点に抑え、チームは84年4月に12連勝して以来、32年ぶりの11連勝。日米通算199勝目を挙げた黒田は「たまたま」と打撃を振り返った。

 ▼8月7日・広島8X―7巨人(マツダ)

 必死に食い下がった巨人に、ついに引導を渡した。本拠で5、6日と連敗し、2位のライバルに4・5差まで迫られ、迎えた第3戦。試合は1点ビハインドのまま9回を迎え、しかも2死走者なし。3連戦3連敗の窮地に立たされていたが、菊池が守護神・沢村から左翼席上段へ起死回生の同点ソロ。続く丸が四球で歩くと、新井が左翼線へサヨナラ二塁打を運んだ。忍び寄る“リメークドラマ”の恐怖の中、最後に力を発揮し今季60勝目。緒方監督は「きょうの勝利は非常に大きいものになる」。ここからチームは再加速した。

最終更新:9月15日(木)23時59分

スポーツ報知

スポーツナビ 野球情報

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。