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チケット不正転売に終止符? 広がる「そもそも高く売れない」仕組み ここまできた!「顔認証」驚きの精度

withnews 9月10日(土)7時0分配信

 「音楽の未来を奪うチケットの高額転売に反対します」。先日、西野カナさんやサカナクションら、116組ものアーティストが名を連ねた意見広告が話題になりました。転売サイトやネットオークションを使って売りさばくための不正な買い占めも増える中、アーティストや主催者は手をこまねいているわけではありません。ITを駆使した「高値で出品できないチケット」の導入が広がっています。

【画像】ここまできた!顔認証 メガネでも余裕で見分けるその精度

スマホでサクッと個人認証

 スマホがチケット代わりになる、電子チケットがその一つ。ファンクラブ運営などを手がける「EMTG」のチケットは、コブクロやザ・イエロー・モンキー、UVERworldなど20組以上のアーティストが取り入れています。

 この電子チケットは、EMTGのサイトやプレイガイドで申し込み、専用の無料アプリで受け取ります。登録した電話番号のスマホでしかチケットを表示できないので、相手にスマホを渡さない限り転売はできません。

 入場時はスマホを見せるだけ。画面に専用のスタンプを当てると、押印済みのチケットが表示される仕組みです。

 また、ファンにとってうれしいのは、電子チケットで入場すると見られる、ライブ写真やセットリストなどの「記念コンテンツ」。back numberの今年のツアーでは、観客の96%が電子チケットを使っているそうです。

  「『転売対策のためにスマホを使う』ではなくて、『便利な機能があるからスマホを使う。ついでに個人認証もできて、転売対策につながる』という風にしたい」。そう話すのは、EMTG社長の冨田義博さんです。

 「いまはお客さんに協力してもらっている感じですが、将来的には『電子チケットの方がいいよね』というところまでもっていきたいですね」

顔認証で入場がスムーズに

 自動で「なりすまし」を見破る、顔認証システムも広まりつつあります。

 運営するのは、チケッティング会社の「テイパーズ」。もともとは警察の捜査や、税関の入管審査向けだったNECの顔認証技術を、ライブに応用しています。2014年のライブでももいろクローバーZが取り入れて以来、2年間でBABYMETALやB’zなどの60公演で使われました。

 こちらは、チケットの申し込みやファンクラブの入会時に、顔写真を登録します。ライブ当日、会場の入り口に置かれたタブレット端末の前に立つと、本人の顔と写真が自動で照合され、座席券が発行される仕組みです。

 「いままでは1%の転売をなくすために、99%のお客さんに負担を強いていた。問題のないお客さんにスムーズにスピーディーに入場してもらうための仕組み」と、テイパーズ常務の冨澤孝明さんはいいます。

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最終更新:9月10日(土)7時0分

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