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【赤崎千夏】「恋愛妄想を爆発させるシーンは好き放題やりました(笑)」PS Vita『プラスティック・メモリーズ』キャストインタビュー第6弾

ファミ通.com 9月9日(金)12時2分配信

●「“ギフティアを回収して回っていくゲームなのでは!?”と思いました(笑)」(赤崎)
 2016年10月13日発売予定のプレイステーション Vita用ソフト『プラスティック・メモリーズ』。同作に登場するキャラクターを演じる声優陣に、ファミ通.comが独占インタビューを敢行。9回にわたって、そのインタビューをお届けしていく。第6弾は、絹島ミチル役の赤崎千夏(※“崎”はタツサキ)さんだ。

■赤崎千夏さん(文中は、赤崎)
8月10日生まれ。『食戟のソーマ 弐ノ皿』(薙切アリス役)、『僕だけがいない街』(片桐愛梨役)、『Re:ゼロから始める異世界生活』(フェルト役)など。

■キャラクター紹介
絹島ミチル
ツカサが入社した職場の先輩。ツカサと年齢も変わらないくらいで、先輩としてツカサを指導することに。

――『プラスティック・メモリーズ』がゲーム化するというお話を聞いたときの感想を教えてください。
赤崎 正直、ビックリしました! ゲームとして作るにはとても難しいお話だと思っていたので、まさかゲームになるとはまったく思っていなかったです。ゲーム化されると聞いたときに、どんなゲームになるのかを想像してみたことがあって。「ギフティアを回収して回っていくゲームなのでは!?」と思ったんですよ(笑)。回収対象に厄介な事情があればあるほどスコアが高くなる、みたいな(笑)。

――それはそれで、おもしろそうではありますね(笑)。
赤崎 回収するたびに心が痛まないように、回収マシーンと化してとにかく回収するんですよ。それは、第一ターミナルサービス課のお話ではなく、血も涙もない部署のお話で(笑)。「そんなゲームだったらどうしよう!?」と思いながら、収録の日が来るのを待っていました。

――(笑)。実際、台本を読まれていかがでしたか?
赤崎 安心しました(笑)。中盤くらいまではテレビアニメのお話を元に進んでいくんですが、そこに補足的なお話や描き切れなかったお話が細かく盛り込まれていて。最後のほうではなんとマルチエンディングと……。本当にビックリしました。しかも、アニメで描かれたルート以外にも、たくさんのルートがあるそうなんです。ミチルが出ていないルートもあるので、私も全部は知らないんですよ。あと、ミチルルートもあります! 自分が知らない部分も含めて、いろいろなルートを楽しみたいですね。

――実際にたったいま収録を終えられたわけですが、収録を終えての感想は?
赤崎 いやー……、ツカサとアイラがイチャコラしていましたね(笑)。テレビアニメは結末をほぼ知らない状態で収録していましたが、ゲームでは最後にどうなるのかをすべて知ってから収録に臨んでいるので、ちょっと切ない気持ちもありました。ほかにも、ザックとミチルのふたりが部屋でワイワイやっているようなシーンもあったりして。それはアニメではなくマンガのほう(『プラスティック・メモリーズ Say to good-bye』 原作:林直孝/作画:祐佑)で描かれていたシーンなんですが、そういったシーンがゲームにも盛り込まれているんですよ。そのあたりのザックとのシーンを演じることができたのが、うれしかったですね。

――アニメよりもキャラクターたちが深く掘り下げられていると。
赤崎 そうですね。サブキャラクターたちのお話は、アニメより色が濃くなっています。

――ちなみに、ツカサとアイラのイチャコラシーンというのは、ミチルとしてはどう感じているのでしょうか?
赤崎 ミチル自身、“恋とは何ぞや?”という夢見る乙女みたいなところがあるので、男女のふれあいに対して、キラキラした憧れのような気持ちを抱いていると思うんです。ただ、いざ目の前に恋をするふたりがいると、生々しくて自分の心の中で処理できない何かが出てきちゃうような、うれしいけど受け入れられない、恋に恋しているような感じがミチルらしいかなと思います。

――今回、1年ぶりの収録ということですが、ひさびさにミチルを演じられていかがでしたか?
赤崎 テンションの高いところがやっぱりすごいですね(笑)。恋愛妄想を爆発させるシーンがあって、そこは好き放題にやらせていただきました。

――今回はおひとりの収録ということで、難しい部分もあったのではないでしょうか。
赤崎 テレビアニメで描かれていた部分は、ほかの方々が演じられたときの感覚を思い出しながら演じましたが、ゲームオリジナル部分は「ツカサだったらこう返すかな?」、「ザックならきっとこういう冷たい感じかな?」と、それぞれの表情を思い浮かべながら演じていました。

――なるほど。赤崎さんは、ミチルの魅力はどこだと思いますか?
赤崎 ミチルはスーパーパーフェクトな女の子だと思うんです。女子力が高くて、家事もできるし、お部屋もキレイだし。ちょっとカルシウム不足なところが玉に瑕なだけであって(笑)。女の子にモテる女の子だと思いますね。頼りになるところもあるし、ツンツンしてますが最終的には面倒見がいいってところもかわいいです。嫁にしたいタイプです(笑)。

――本作にはさまざまなコンビが出てきますが、赤崎さんの思うベストコンビは誰だと思いますか?
赤崎 私はやっぱり、ミチルとザックですよ。外と家での違いぶりがすごくいいんです。外でのミチルは、ザックにツンツンしているのに、家の中ではデレデレしていてぜんぜん違っていて。ザックのことが本当に好きなんだなってわかるシーンがゲームで見られます。やはり、ベストコンビだなって思いますね。それ以外ですと、ヤスタカとシェリーのコンビが気になる組み合わせです。ヤスタカさんはいつもフラフラしていましたが、じつは仕事ができる人なんだなって、今回のゲームでやっとわかりました(笑)。そしてシェリーのことをすごく大事に思っていることもわかったので、「もし今後シェリーが回収されてしまうときには、ヤスタカさんはどんな顔をするのだろう?」と考えてしまいますね。

――確かにそれは気になりますね。ちなみに、ゲームならではの魅力はどんな部分だと思われますか?
赤崎 選択肢によってルートやエンディングが変わるところですね。もちろん、私もすべて把握はしていませんが、アニメで描かれた観覧車のシーンを見るもよし、別のルートでアイラをたいへんなことにさせてもよし。ほかにも、アイラの回収担当がツカサではないルートもあるそうなので、アニメで描かれた別の道というのも楽しんでいただければと思います。

――本作はアイラとの1ヵ月間を自由にスケジュールを組んで楽しめますが、赤崎さんがもしツカサだったら、どんな1ヵ月をアイラと過ごしたいですか?
赤崎 うーん……、どうしよ~! 仕事なんか手につかないですよね。ふたりでずっとできる限りイチャイチャしたいです!

――その1ヵ月のあいだにアイラと行きたい場所、やってみたいことはありますか?
赤崎 1ヵ月じゃハーブは育たないかな……? 種を植えて、芽が出てきて、その様子をアイラといっしょに、ずっと愛でていくような……。私、いま家庭菜園にハマっていまして、ミニトマトを育てているんですが、毎朝ミニトマトを見て「今日も大きくなったなー」って言うのが大好きなんですよ。それをアイラといっしょに1ヵ月間続けていけたらいいですね。あとは、いろいろなところに連れていってあげたいです。欲を言えば世界のいろいろなところに連れていきたい。アイラも生まれてから、遠出をしたことはほとんどないと思うので、いろいろな景色をいっしょに楽しみたいです。

――作品のテーマでもある“必ず訪れる別れ”ですが、赤崎さんだったらどのように気持ちに整理をつけますか?
赤崎 私たちの現実世界でも別れというものは当然あって。でも、どういう風に気持ちの整理をつけるのかというのは難しいと思います。たまに考えるのは、自分のルーツである両親のことです。私は地元が鹿児島なので、なかなか帰れないんですね。「両親とあと何回会えるのかな? 会えなくなったらどうなるのかな?」って。もしそうなったとしても、人間誰しもそうなるものだから受け入れるしかないのかなぁと、静かに飲み込みつつ、その人の思い出を忘れないで心の中に持って、いっしょに生きていきたいと思います。

――思い出とともに生きる、と。なるほど。それでは最後に読者の皆さんに、ひと言メッセージをお願いします。
赤崎 ぜひ、あの感動の物語をもう1度、あなたの手でプレイしていただきたいです。そして、あなたが選んだ選択によって、物語が違う結末を迎えるかもしれませんので、そのあたりも楽しみにながらアイラとの1ヵ月を過ごしてください。

【次回更新】2016年9月16日(金)12時公開予定
第8弾 内匠靖明さん(水柿ツカサ役)
第9弾 雨宮天さん(アイラ役)

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最終更新:9月9日(金)12時2分

ファミ通.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。