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<リオパラ>「出るからには金メダル」 自転車・川本選手

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月9日(金)7時55分配信

 リオデジャネイロ・パラリンピック自転車の川本翔大選手(20)=伊豆の国市=が9日から、男子個人追い抜き(C2クラス)を皮切りにトラック、ロードの計5種目に出場する。競技を始めて1年弱の若武者が、伊豆市で開催される東京パラリンピックでの金メダルという大目標を胸に、初の舞台に臨む。

 川本選手は広島県出身。生後2カ月でがんの「線維肉腫」を発症し、左足を切断した。「体を動かすのが好き」と松葉づえでスポーツに打ち込み、高校時代は障害者野球の日本代表にも選ばれた。自転車競技に興味を持ったのは2015年夏。体験会に参加し、「面白くて今の自分に合うと思った」。そこで代表チームの権丈泰巳監督(44)の目にとまり、同10月から練習を始め、今年2月には練習環境の整った伊豆の国市に転居した。

 1月のアジア選手権では出場したトラック2種目で最下位と最下位から2番目に終わったが、3月の世界選手権では2種目ともに11位となり、入賞を視野に入れる記録を出した。「4年後」を見据えていた権丈監督も驚く急成長を遂げた。

 ただ、「出るからには金メダルを」と懸命な練習を重ねてきた。新天地の伊豆では、練習拠点とする日本サイクルスポーツセンター(伊豆市)のスタッフなど応援してくれる人も増えてきた。「関わってもらった皆さんのために結果を出す」。夢見る表彰台の頂上に向けた挑戦が、いよいよスタートする。

静岡新聞社

最終更新:9月9日(金)7時55分

@S[アットエス] by 静岡新聞