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生コン、家具上向く 全体判断据え置き 9月日銀支店

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月9日(金)8時8分配信

 日銀静岡支店は8日発表した9月の県内金融経済動向で、「基調としては緩やかに回復しつつある」とする県内景気の全体判断を5カ月連続で据え置いた。生産、個人消費、輸出など八つの項目別評価も全て前月と同評価とした。

 細目では、生産面で生コンクリート・セメントが公共工事の下げ止まりで「持ち直しつつある」と3カ月ぶりに上方修正。家具も堅調な住宅投資を受けて「下げ止まりつつある」と8年3カ月ぶりに引き上げた。一方、個人消費で旅館・ホテルや観光施設の客数を「増勢がやや鈍化している」と1年4カ月ぶりに下方修正した。

 小高新吾支店長は先行きの基本シナリオとして「政府の大規模な経済対策もあり、国内の需要は増加をたどり、海外経済減速の影響を受けていた輸出や生産も持ち直していく」と説明。ただ「海外経済の不透明感は強まっている」とも述べ、米国金融政策や新興国経済などの行方が県内の企業活動や個人消費に与える影響を注視していくとした。

 金融面は7月末の預金残高が前年同月比2・3%増の21兆6211億円、貸出金残高が2・7%増の13兆6020億円。地銀4行ベースの貸出約定平均金利は0・002ポイント上昇の2・155%だった。

静岡新聞社

最終更新:9月9日(金)8時8分

@S[アットエス] by 静岡新聞