ここから本文です

【オーストラリア】豪政府、世界会議で日本の調査捕鯨に反対

NNA 9月9日(金)8時30分配信

 国際自然保護連合(IUCN)がハワイで開催中の世界自然保護会議で、オーストラリア政府が日本の調査捕鯨に反対を表明し、オーストラリアを含む95カ国が、日本に対し調査捕鯨を停止するよう求めたことが分かった。8日付シドニー・モーニング・ヘラルドが報じた。
 世界自然保護会議では、日本が南極海と北太平洋で行っている調査捕鯨に関して、国際捕鯨取締条約(ICRW)で認められている「科学的研究が目的の調査捕鯨」だと主張することで得ている特別捕獲認可を放棄するよう、日本に求める決議が下された。決議に反対票を投じたのは、7カ国のみだった。
 同会議に出席したオーストラリア海洋保護協会(AMCS)のキンドリーサイズ氏は、10月にスロベニアで開催予定の国際捕鯨委員会(IWC)の会議で、オーストラリア政府は日本に対し、捕鯨停止に向けてさらに圧力をかけるべきと主張している。
 日本は、国際司法裁判所(ICJ)から国際捕鯨取締条約違反と判断された後に捕鯨を一時中断していたが、昨年、調査捕鯨を継続するために新たな調査捕鯨計画書を提出している。日本は今年、南極海で333頭のミンククジラを捕獲しており、うち約200頭は妊娠しているメスだったとされる。

最終更新:9月9日(金)8時30分

NNA