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茶など5品目に重点 静岡県農林水産物販売戦略会議

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月9日(金)8時11分配信

 静岡県は8日、県内の農林水産物の販路拡大戦略を検討するマーケティング戦略本部会議(座長・川勝平太知事)の第2回会合を県庁で開き、2017年2月にまとめる戦略の骨子案を示した。対象10品目のうち茶、カンキツ、イチゴ、シラス、木材の5品目を「早期に取り組む品目」として戦略の具体化を急ぐ。

 茶はリーフ茶の需要減とドリンクの需要増への生産対応、輸出拡大に向けた有機認証茶、抹茶の生産増を目指す。具体策として茶工場経営の構造転換支援、契約生産など販売に直結した生産体制の構築支援、小中学校での静岡茶飲用促進などを挙げた。

 ミカンは機能性表示の推進、情報通信技術(ICT)を活用した生産技術向上を図る。イチゴは新品種「きらぴ香」のブランド化に向け、出荷規格・パッケージの確立や首都圏への集中販売などを提案した。

 小売・流通企業の役員経験者や大学教授などの委員からは「戦略というからにはビジネスモデルを示すべき」など、戦略の実効性を問う意見が出た。「産地と流通業者の距離を縮める仕組みや情報提供が必要」「すでに確立している販路を強化するのが近道」などの提案もあった。

 県は首都圏でのマーケティング方法や、県産品販売の新しい仕組み作りも検討する。

静岡新聞社

最終更新:9月9日(金)8時11分

@S[アットエス] by 静岡新聞