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元米代表ドノヴァンが現役復帰 「自分と大切な人の幸せのために」

ISM 9月9日(金)12時8分配信

 現地時間8日(以下現地時間)、元アメリカ代表FWランドン・ドノヴァン(34)が約2年ぶりに現役復帰することを発表した。MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーで、今季の残り試合に臨む。

 ギャラクシーは8日、SNSで「彼が戻ってくる」とドノヴァンの現役復帰を発表。動画で背番号26を纏うことも明かした。本人はフェイスブックで、「ギャラクシーというクラブを非常に重要だと考えており、6度目のMLS制覇を目指す冒険に、微力ながら力を貸せると信じている」と述べている。

 ドノヴァンはMLSのMVP賞の名前(ランドン・ドノヴァン賞)にもなるなど、アメリカサッカー史上最も成功を収めた選手と評価されている。通算得点(144)、アシスト(136)、決勝点(41)、プレイオフでの得点(25)など、数々の歴代記録を樹立した。2014年W杯には招集されなかったが、その後ギャラクシーにとって5度目、自身にとって6度目のMLS制覇を達成し、同年12月に現役を引退していた。

 ギャクラシーは最近、アメリカ代表FWギャシ・ザーデスがレギュラーシーズン絶望の負傷で離脱。MFスティーヴン・ジェラードやDFイェーレ・ファンダンメも戦列を離れており、MFナイジェル・デヨングはガラタサライ(トルコ)に移籍していた。

 ドノヴァンは「ギャラクシーのスタッフや選手たちは密に連絡を取り続けていた」とコメント。「彼らから負傷や退団による穴を埋めてくれと、冗談交じりに復帰を求められたんだ」と明かしている。

 当初はこの申し出を一蹴していたというドノヴァンだが、次第に復帰を検討し始めたとのこと。また、2度目の結婚生活で引退後に初めて授かった息子タロンくんに雄姿を見せるチャンスも魅力的だったようだ。

 ドノヴァンは「これまでの人生、僕は常に2つの指針に基づけて決断を下してきた。自分自身の幸せと、自分の大切な人たちの幸せだ」とコメント。「再びピッチに立ち、自分にとって大きな意味を持つチームを助けられ、試合後に息子を抱けることは、間違いなく僕と僕の大切な人たちを幸せにする。それが大事なんだ」と述べた。

 ギャラクシーのブルース・アリーナ監督兼GMは、「我々のスポーツにおいてランドンが成し遂げたことは、私が言うまでもないだろう」「彼は本当に偉大な選手だった。ランドンはさらなる挑戦を望んでおり、2016年のギャラクシーの力になる選手として、必要なクオリティをすべて備えていると信じている」と、ドノヴァンの復帰を喜んだ。

 以前もドノヴァンのチームメイトだった主将FWロビー・キーンや、メキシコ代表FWジョバンニ・ドスサントスも擁するギャラクシーは現在、10勝4敗14分けでウェスタン・カンファレンスの3位につけている。(STATS-AP)

最終更新:9月9日(金)12時9分

ISM