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今季フル稼働のマー君も油断禁物 ヤ軍若手投手が次々活躍

日刊ゲンダイDIGITAL 9月9日(金)12時13分配信

 ヤンキースに新鋭が続出している。

 7日(日本時間8日)のブルージェイズ戦は今季初先発の右腕ブライアン・ミッチェル(25)が5回4安打無失点でメジャー初勝利。前日にはメキシコ出身のルーキー右腕ルイス・セッサ(24)が六回途中まで6安打2失点。白星は付かなかったが、これで先発としては4戦負けなしだ。若手右腕による連日の好投もあってチームはア・リーグ東地区4位ながら、首位レッドソックスに4.5ゲーム差と迫った(7日終了時)。

 ミッチェルは09年のドラフト16巡目指名。14年にメジャーデビューを果たし、飛躍が期待されながら膝や足首など度重なる故障にも悩まされ、メジャーに定着できなかった。今季は3Aで2試合(計9イニング)に先発して防御率1・00。膝の故障が完治したため、9月4日に昇格した。

 一方のセッサは06年にメッツに入団し、タイガースを経て15年に複数トレードでヤンキースに移籍した。今春のキャンプは招待選手として参加。開幕ロースターを勝ち取り、デビュー戦となった4月8日のタイガース戦で2回無失点と好投しながら、若手左腕と入れ替わりで3Aに降格した。今季は3Aで14試合に先発し6勝3敗、防御率3・03。150キロ台半ばの直球に加え、マイナーではスライダーとカーブの精度を上げて投球の幅を広げたという。

 ヤンキースの来季のローテーションは田中、ピネダ、サバシアの3人は確定。今オフ、先発投手の補強に動くことも考えられるが、ミッチェル、セッサの若手右腕2人が来季ローテーション入りする可能性は十分にある。

 今季の田中は、ここまで12勝4敗、防御率3.11とローテーションの柱として活躍。チームが低迷した時期に、投手陣を支えたとはいえ、今季フル稼働した反動が出るリスクは否定できない。若手右腕の成長もあって、うかうかしていられなくなってきた。

最終更新:9月9日(金)12時13分

日刊ゲンダイDIGITAL

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