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難コースで首位発進 プロ2年目“関西娘”濱田茉優の素顔

日刊ゲンダイDIGITAL 9月9日(金)12時13分配信

【日本女子プロゴルフ選手権 初日】

 大会初日のアンダーパーはわずか6人。プロ日本一を決める今大会は、日本女子プロ協会のコースセッティング担当・岡本綾子がコース設定を手掛けた女子ツアー史上最長の6750ヤード(パー72)の難コース。初日単独トップに立ったのはプロ2年目の濱田茉優(21)だった。

 濱田は今季19試合に出場しながら、初戦から6試合連続で予選落ちするなど、予選通過はわずか7試合。24位が最高だった。それがこの日はショット、パットが冴え、1イーグル、3バーディー、1ボギーの内容で、今季ベストスコアの「68」を叩き出した。

 ショートヘアがトレードマークの関西人。小学1年生で祖母に連れられ、ゴルフを始めた。小4の時、テレビのゴルフ中継を見てプロゴルファーに憧れ、その時、「プロになれる」と思ったというのだから大した自信家である。実際、プロテストは2回目で合格した。

 大阪学院大学高時代に日本アマでベスト8入り。卒業後は大学進学も考えたが、学生時代からお世話になった白山ヴィレッジGC(三重)に研修生として入社。そこでバッグ積みやコースの巡回など下積み生活を送った。

 大会前日に21歳になった濱田はどんな選手なのか。高校時代から濱田を知るCRC白山ヴィレッジゴルフ事業部の金井副支配人がこう言う。

「ただゴルフをするだけではなく、一社会人として仕事をしたいということで研修生になった。プロテストに合格してからはなかなか環境の変化に対応できなかったようですが、ようやく慣れてきてゴルフに集中できるようになった。常に前向きで失敗しても引きずらない。彼女の目標は、19年に所属コースの白山ヴィレッジで開催される日本女子オープン優勝です。初日はさすがに出来過ぎだと思いますが、なんとかあと3日間、頑張って欲しいですね」

 濱田の同期には今年7月にプロ初勝利を挙げたささきしょうこ(20)、今季トップ10入り3回の岡山絵理(20)、初日、2位につけた森美穂(23)がいる。ライバルたちの活躍も刺激になっているようだ。

最終更新:9月9日(金)12時13分

日刊ゲンダイDIGITAL