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【巨人】坂本、プロ初の代打逆転弾!8回「最高の結果」で広島の最速V阻止

スポーツ報知 9月9日(金)6時5分配信

◆阪神1―3巨人(8日・甲子園)

 巨人が代打・坂本の起死回生の一振りで阪神に逆転勝ちし、広島の2リーグ制後、最速日Vを阻止した。左膝を痛め3試合連続ベンチスタートの坂本は、1点を追う8回1死一、二塁で、藤川から左越えに21号3ラン。自身初の代打アーチで阪神戦3タテを決めた。内海は7回を1失点にまとめて約1か月ぶりの8勝目を挙げた。

 長い滞空時間を経て、坂本の打球は左翼ポール際の最前列に飛び込んだ。一瞬の静寂ののち、敵地のG党は総立ちとなった。

 「ちょっと合わせた感じでしたが、風もあって入りました。内海さんがいい投球をしていたので、最高の結果になってよかったです」

 劇弾が飛び出したのは、1点を追う8回だった。1死から代打・堂上が死球で出塁。代走・鈴木が送られ、続く内海の代打は長野。甲子園の空気が変わった。背番号7の死球で一、二塁。ネクストに控えていた坂本が代打でコールされると、球場はもはや、ビハインドの雰囲気ではなくなった。カウント2―2からの5球目、高めに浮いた藤川のフォークをとらえた。21号3ランは、プロ10年目で自身初の代打弾。土壇場で試合をひっくり返した。

 悔しさ、もどかしさ、全ての感情をバットに乗せた。4日の中日戦(東京D)で左膝付近に自打球を受けた影響で、阪神戦は初戦、2戦目とベンチスタート。「日に日に良くなっているし、打つ方は問題ない。あとは守れるようになれば」。試合前後の宿舎では、アイシングや超音波治療、ハリ治療と手を尽くした。

 7日は、8回2死から代打で右飛に倒れたが、いつも以上のフルスイングは気迫に満ちていた。「最後は気持ちだと思う。みんなで強い気持ちを持って試合に臨むことが大事」。主将としてナインに呼びかけてきたことを、今度は自分自身に言い聞かせた。この日の試合前練習からは、遊撃の守備位置に就いて捕球練習を再開。患部にわずかな違和感は残っていたものの、精神面は充実していた。

 首位広島のマジック2で迎えた一戦。ベンチで戦況を見守っていた序盤から、甲子園のスコアボードには随時、広島の途中経過が映し出されていた。序盤から、広島が主導権を握る展開で、巨人が負ければV逸だった。それでも、キャプテンは「僕らは広島どうこうよりも、1戦1戦勝っていくだけ。(途中経過?)知りませんでしたよ」と、笑いながら振り返った。

 長野、坂本の代打攻勢で変えた流れをものにし、甲子園での阪神戦は、球団新記録の9連勝となった。高橋監督は「つないで決めてくれたのでね。そういうところで何とかしてくれるのは、力のある証拠だと思う」と喜んだ。「試合に出られなかったので、一振りで何とかチームに貢献できてよかった。早くスタメン復帰できるように治療していきたい」と坂本。広島の2リーグ制後、最速日Vを阻止。再び勢いをもたらすには、これ以上ない勝ち方だった。(尾形 圭亮)

最終更新:9月9日(金)19時50分

スポーツ報知

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