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広島助っ人“ハズレ”なし 敏腕駐米スカウト2人の発掘力

日刊ゲンダイDIGITAL 9月9日(金)12時53分配信

「自戒の念も込めて言いますが、広島が獲得する助っ人はどこの球団も知っている選手が多い。ジョンソンだってそうだ」

 広島の外国人担当スカウトの印象について、ライバル球団の渉外担当がこう言った。

 広島にはリーグ最多の14勝を挙げるジョンソンを筆頭に、エルドレッド、ジャクソンら優良助っ人が多い。獲得を担当しているのがシュールストロムとマクレーンの両駐米スカウト。なぜ広島は「当たり」が多いのか。前出の渉外担当が言う。

「シュールストロムもマクレーンも的確に能力を把握し、絶好のタイミングで推薦すると評判だ。ジョンソンは13年の3Aアイランドリーグの最優秀防御率投手だが、同年終盤にメジャー昇格して結果を残せなかった。翌14年もツインズで3試合に登板し、0勝1敗で再びマイナー降格。3Aでは10勝しましたが、防御率は3・48と1点近く悪化した。各球団はこの成績を見てジョンソンの評価を下げたわけだが、シュールストロムはメジャーで結果が残せず、声がかからなかったことによる精神的ショックが原因であり、実力的には問題ないと判断したと聞いている」

 両スカウトは、600人とも700人ともいわれるMLBの選手の発掘のため、全米を飛び回っている。在米の野球記者が「どの球場に行っても、彼らの姿を見る」と、こう言った。

「今は元助っ人の駐米スカウトがどの球団でも当たり前になっている。ただ、良い選手がいると聞けば見に行くというスカウトがほとんど。シュールストロムとマクレーンは、3年、4年という長いスパンで選手をチェックし、25歳以上の有望選手はほとんど把握しているともっぱら。スタンドで選手を見るだけでなく、マイナーの首脳陣や関係者からしっかり“取材”もしている。足を使った情報を得ているかどうかで、成功率は格段に違うはずです」

 これからもカープの助っ人は怖いぞ。

最終更新:9月9日(金)12時53分

日刊ゲンダイDIGITAL

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