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<ルドルフとイッパイアッテナ>日本ならではの3DCGアニメを ガラパゴス化の中で

まんたんウェブ 9/10(土) 11:00配信

 斉藤洋さんの児童文学が原作の劇場版3DCGアニメ「ルドルフとイッパイアッテナ」(湯山邦彦監督・榊原幹典監督)。夏の映画は注目作が集まった中、興行収入が13億円を突破するなどヒットを記録している。2014年公開の「STAND BY ME ドラえもん」(八木竜一監督・山崎貴監督)がヒットしたものの、日本の劇場版3DCGアニメは苦戦を強いられた作品もある。「ルドルフとイッパイアッテナ」は“日本ならでは”のCGアニメを目指したといい、その手法が受け入れられているようだ。同作を企画、プロデュースした日本テレビ映画事業部の岩佐直樹プロデューサーに製作の裏側を聞いた。

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 ◇CGアニメをジブリ、細田作品に続く“三つ目の柱”に

 日本テレビは、スタジオジブリや「バケモノの子」など細田守監督の劇場版アニメ製作に携わっていることで知られている。同局が劇場版アニメの“三つ目の柱”として考えているのが、3DCGアニメだという。岩佐プロデューサーは「世界的にアニメは3DCGが主流となっていますが、日本ではセルアニメが強い。ガラパゴス化していると言えるかもしれません」と話す。

 1995年に世界初のフル3DCGの劇場版アニメ「トイ・ストーリー」が公開されて以降、ディズニーやピクサーは3DCGアニメを続々と製作している。岩佐プロデューサーは「日本のセルアニメは素晴らしいものもたくさんありますし、リスペクトしています。一方で日本ならではのCGアニメも作っていかなければいけない」という思いがあったという。

 3DCGアニメを製作するにあたり、岩佐プロデューサーが目を付けたのが日本の児童文学だった。「子供だけでなく親も楽しめる作品が多い。親が子供のころに読んでいた作品を子供と一緒に教えていく。いつの時代も変わらず大切なことを教えてくれる普遍性がある。人間が言うと少し恥ずかしいことでも、ネコが話すとストレートに伝わる。そういう表現はアニメの本質の一つかもしれませんね」と説明する。

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最終更新:9/10(土) 11:00

まんたんウェブ

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