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<超高速!参勤交代 リターンズ>本木克英監督「これで一区切り」 ヒット映画の続編公開

まんたんウェブ 9/10(土) 13:00配信

 佐々木蔵之介さんの主演映画「超高速!参勤交代 リターンズ」(本木克英監督)が10日、公開された。2014年に公開され、ヒットした娯楽時代劇「超高速!参勤交代」の続編で、佐々木さん演じる湯長谷(ゆながや)藩(現在の福島県いわき市)の藩主・内藤政醇(まさあつ)と藩士たちの奮闘をユーモラスに描いている。「まったく続編を想定していなかった」という本木監督に話を聞いた。

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 ◇続編は江戸から故郷への帰路を描く 「単純明快な娯楽作品」目指した

 前作は、「金」「人手」「時間」のない湯長谷藩の面々が、たった7人で江戸へ向かう参勤交代の様子を描いた。脚本を手がけた土橋章宏さんが第38回日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞したほか、第57回ブルーリボン賞で作品賞を受賞した。

 本木監督は、前作を「作り手としては自信があったけど、(公開前に)周囲から不安の声もあったので、予想外のヒットだった。娯楽時代劇で(映画賞などの)批評の対象になったことが、とてもうれしいことでした」と述懐。一方で、続編は「想定していなかった」といい、「(前作で)受賞したことは忘れて、楽しくて“乾いた笑い”のある時代劇にしたかった」と語る。

 「リターンズ」は、前作の約2カ月後という設定で、江戸から故郷への帰路を描いた。湯長谷藩一行が出発すると、藩で一揆が起きたという知らせが入る。2日以内に一揆を収めなければ、藩はお取り潰しになる運命で、それを阻止するため、一行は、行きの倍の速さで帰ることになる……というストーリー。

 続編の制作は、15年の初めごろに決まり、プロデューサーと脚本の土橋さんを交えて、さまざまなバリエーションを考えた。湯長谷藩に戻った後の出来事や、スター・ウォーズを模した「老中の逆襲」という案も出たものの、「単純明快な娯楽作品」を目指して帰路の物語に決まったという。

 ◇知恵や工夫に加えアクションシーンや音楽にも注目

 一行は故郷、湯長谷を目指し、目の前に現れるさまざまな困難を、知恵と工夫で乗り越えていく。今回は、“敵”として幕府の老中、松平信祝(のぶとき)が味方につけた尾張柳生の刺客や、信祝が率いる1000人にも上る幕府軍が登場。前作よりスケールアップしたアクションシーンも見どころの一つだ。

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最終更新:9/10(土) 13:00

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