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ドルは102円付近、北朝鮮による核実験報道が重し

ロイター 9月9日(金)12時24分配信

[東京 9日 ロイター] - 正午のドルは、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の102.07/09円。

韓国聯合ニュースによると、北朝鮮の核実験場がある豊渓里付近で9日(日本時間午前9時半ごろ)マグニチュード(M)5.3の揺れが観測された。北朝鮮が5回目、かつ過去最大規模の核実験をしたとみられる。また、北朝鮮での爆発は広島の原発より規模が若干小さいという。

ドル/円相場は、報道直後は目立った反応を示さなかったが、正午にかけて徐々に円買いが進み、一時101.96円付近まで下落した。

「地政学的リスクという観点からは、逃避先通貨の円が買われやすく、円高のインプリケーションがある」(国内銀)という。

この日はまた、102.50円できょう期日のコールオプションのガンマの売りもあるとされ、午前の高値は102.48円に留まった。

米ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)は8日(日本時間9日)、声明を発表し、北朝鮮の核実験場付近で自然の地震とは違う揺れが観測されたことを承知している、としたうえで、周辺の同盟国と緊密に協力して状況を監視し、分析を継続すると表明した。

岸田外務大臣は、北朝鮮が核実験実施なら国連安保理決議などに違反し、断固非難するとしたうえで、北京の大使館ルートを通じ、北朝鮮に抗議したことを明らかにした。

最終更新:9月9日(金)12時24分

ロイター