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【セントウルS】机上の空論だが確信! GI馬ビッグアーサーを食うのは先行力抜群のネロ

東スポWeb 9/9(金) 20:34配信

【セントウルS(日曜=11日、阪神芝内1200メートル=1着馬にスプリンターズS優先出走権)新バージョンアップ作戦】競馬の暦は今週から秋。阪神開幕週は日曜メーンにGIIセントウルSが組まれている。サマースプリントシリーズはベルカントの連覇がすでに決定したが、一方でこのレースはGIスプリンターズSの重要な前哨戦でもある。1番人気が目下9連敗という実績馬苦戦の歴史から、新VU作戦は先行力抜群の◎ネロで勝負する。

 主役を担うのが春の高松宮記念でスプリント王を襲名したビッグアーサーなのは衆目の一致するところ。6ハロン1分06秒台を叩き出すこと2度。自身前後半3ハロンは33秒5→33秒2(オパールS)、33秒3→33秒4(高松宮記念)。ともに33秒5以内でまとめられる脚力をもってすれば、GII突破など造作もないことだろう。

 ただ、香港スプリントを連覇し、世界的なスプリンターとして名をはせたロードカナロアですら2年連続2着と苦汁をなめたのが、このレース。傑出馬が必ずしも期待通りの結果を残せていないのは歴史が証明している。2007年以降、最速上がりを叩き出した馬の勝利はゼロ。勝ち馬の4角通過はオール5番手以内と開幕週の絶好馬場の恩恵は絶大だ。ここは思い切って前残りのシーンを描いてみる。

 狙いはネロ。〈2・3・0・0〉の“直千競馬”の申し子だけあって、自身前3ハロン32秒台の入りも苦にしないスピードの持ち主だ。あとは後半とのラップバランス次第。たとえテンのスピードで勝ろうとも、後半にガクッとラップを落とすようでは勝機は見いだせない。初コースの阪神に代わるサンプルとしたのが比較的コース形態の似た中山6ハロンでの成績(別表参照)。

 本格化前の2、3歳時の2戦を別にすると、自身前3ハロンは32秒9~33秒5。一方の後半3ハロンが34秒0~35秒1。前後差2秒2と後半で最もラップを落とした今年のオーシャンSは唯一の前3ハロン32秒台。33秒台半ばの入りなら、直線坂コースでも前後差1秒程度で踏ん張れることはすでに証明済みだ。

 逃げ切りVを決めた13年ハクサンムーン、15年アクティブミノルの自身前後半3ハロンがそれぞれ33秒8→33秒7、34秒0→33秒8。仮に前3ハロン33秒台後半の入りなら、ネロの後半3ハロンもこの2頭並みのラップが濃厚だろう。前後半3ハロンとも33秒台後半のほぼイーブンにまとめて、1分07秒5前後で走破。これなら机上では十分にVゴールに届く。敵は王の名を冠するGI馬。相手にとって不足なしだ。

最終更新:9/10(土) 10:11

東スポWeb

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