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中国の原発安全対策、改善みられるが一段の努力必要=IAEA

ロイター 9月9日(金)18時3分配信

[上海 8日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)は8日、専門家チームの10日間にわたる中国での核の安全に関する調査を踏まえ、同国は過去5年間で原子力発電所の安全規制を強化したものの、廃棄物管理や老朽化した原発の扱いなどでは「一段の努力」が必要との見解を示した。

中国では現在32基の原子炉が稼働し、24基が建設中。2020年末には、原子力発電能力を今年7月末時点の30.7ギガワットから58ギガワットまで拡大することを目指している。

化石燃料依存度の低下に加え、利益が見込める原子炉市場での主導権を確保したい考え。

チームを率いたラムジ・ジャマル氏は、中国の核安全当局は核および放射能の効果的な管理のため、さらに努力と人材をつぎ込む必要があると述べ、長期的には老朽化した原発が最も高いリスクになり得ると指摘した。

最終更新:9月9日(金)18時3分

ロイター