ここから本文です

【パラ柔道】銀・広瀬誠&銅・藤本のライバル関係!ロンドン五輪では66キロ級代表を争ったことも

スポーツ報知 9月9日(金)16時44分配信

 リオデジャネイロ・パラリンピックで日本人メダル第1号となる「銀メダル」に輝いた男子60キロ級の広瀬誠(39)=愛知県立名古屋盲学校=と、男子66キロ級「銅メダル」の藤本聡(41)=徳島県立徳島視覚支援学校職=には、かつてライバル関係があった。

 藤本は1996年アトランタ大会から、00年シドニー大会、04年アテネ大会まで3連覇、08年北京大会では惜しくも銀メダルでパラリンピック4連覇を逃したが、4大会連続でメダルを獲得するなど、日本パラ柔道における絶対的エースとして君臨していた。

 一方の広瀬誠は初出場のアテネ大会で「銀メダル」を獲得するも、続く北京大会では「7位」に終わり、引退を考えた。しかし、広瀬誠は減量苦を考慮し、あえて藤本の待つ66キロ転向を決意。12年5月の代表選考会で、藤本に勝利した。

 広瀬誠にとって藤本の存在は、ともにパラリンピックを目指す尊敬すべき偉大な先輩。その大先輩を倒して、見事ロンドン・パラの代表切符を手にした。

 ロンドン大会に藤本は出場ならず、広瀬誠は5位に終わった。しかし、4年後の今大会では、広瀬誠が60キロ級、藤本は66キロ級という“本来の”階級でそれぞれメダルを獲得した。

 <柔道> 視覚障がい者のみ、体重別で行われる。男子7階級、女子6階級。両者が互いに組み、主審の「はじめ」の合図で試合開始。両者が離れると「まて」がかかり、開始位置に戻って組み直し。組まないことでの時間稼ぎができない。

最終更新:9月9日(金)16時44分

スポーツ報知