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欧州委、多国籍企業の法人税回避対策を強化へ=モスコビシ委員

ロイター 9月9日(金)20時24分配信

[ブラチスラバ 9日 ロイター] - 欧州委員会のモスコビシ委員(経済・財務担当)は9日、同委員会として多国籍企業の法人税回避を防止するキャンペーンを強化すると表明した。

欧州連合(EU)内で事業を行う多国籍企業に対し、数週間以内に通常の課税基準に関する提案をするという。

EU加盟28カ国は企業に対し幅広い租税減免措置を取っており、複数の国々で事業を行う企業の課税基準の計算を困難にしている。さらに、EUの税制度も複雑であり、大規模な会計部門のある企業が各国の税制における違いを利用して最終的な納税額を低く抑えられるようになっている。

この抜け穴をふさぐため、欧州委は加盟国内での賃金や費用に関する税金の減免制度を一本化するよう提案する見通しだ。税率の決定権は引き続き加盟各国が保有することになるという。

最終更新:9月9日(金)20時24分

ロイター