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長崎市中心部で「ゲストハウス」開設へ 元ホテルマン、交流拠点を目指す /長崎

みんなの経済新聞ネットワーク 9月9日(金)23時59分配信

 長崎市在住の元ホテル従業員・清水博さんが現在、同市中心部にある古川町で「ゲストハウス」開設を計画している。(長崎経済新聞)

ゲストハウス開設予定地

 清水さんは岐阜県大垣市生まれ。名古屋の大学を卒業後、地元のシティホテルに就職した。ホテル、旅館、介護施設などでキャリアを積んだ後、「ベストウェスタンプレミアホテル長崎」(長崎市宝町)の新規開業スタッフとして長崎に赴任した。

 2009年に老舗ホテルグループのマネジャーに転身したが、「長年ホテルや旅館で培ったものを生かし、残りの人生を賭けて個人創業したい」との思いから昨年11月30日に辞職。宿泊施設創業に向け、長崎県産業振興財団が主催する「NAGASAKI起業家大学」の門をたたいた。

 「縁あって長崎に移り住んだ。八幡町では自治会の区長や青年団などもさせていただき、2014年からは微力ながら長崎くんちの手伝いもさせていただいた。他県出身の私に『じげもん』(地元で生まれ育った人のこと)のように接していただき、感謝の気持ちでいっぱい」と清水さん。

 清水さんによると、長崎市中心部にある賃貸物件を「簡易宿泊所」として活用できないかと地元の不動産会社から相談を受け、内覧した物件に思わず目が釘付けになったという。

 「ここなら自分が思い描いた『集う宿』としてのゲストハウスが作れると確信した」と清水さん。現在、創業資金の一部に充てるために、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にプロジェクトを公開している。

 「八幡町と同じく、古川町も長崎くんちの踊り町の一つ。地域交流が活発な古川町に私が思い描く『地域との交流拠点』として、地域住民と旅行者が楽しく触れ合える『温かいゲストハウス』を作りたい」と力を込める。清水さんはゲストハウス内の共有スペースを地域住民にも開放した「さまざまな集い」を予定する。

 「考えられる順に、毎年1月から3月にかけて『ランタンフェスティバル・フォトコンテスト』『長崎おでんパーティー』、4月から6月なら『花見ビアパーティー』『バーベキューパーティー』、7月から9月は『長崎くんち練習見学ツアー』『ヨガ体験会』、10月には『長崎くんち桟敷観覧』『庭先回りを宿から見よう会』ができる。ハロウィンやクリスマスも、みんなで楽しみたい」とほほ笑む。庭先回りとは、長崎くんちの準備が整ったことをアピールする伝統行事。

 清水さんは「ゲストハウス開設に当たり、所有者変更などで紛失した建築図面を新たに作図するための費用や、旅館業法などの内容に沿ったトイレ、洗面所、浴室などの改築費用が必要」と説明する。「目標金額は50万円。一人でも多くの人に私の思いを理解していただき、何とか実現させたい」と力を込める。

 支援金は一口3,000円~。リターン品には「オリジナルポストカードセット」「長崎龍踊り(じゃおどり)手ぬぐい」、宿泊招待券、島原そうめんなどの特産品詰め合わせ、長崎くんち桟敷席観覧券などを用意する。

 同プロジェクトの締め切りは9月30日。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:9月9日(金)23時59分

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