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韓国・清州で第1回世界武芸大会が閉幕 今後の課題は? 

聯合ニュース 9月9日(金)23時58分配信

【清州聯合ニュース】韓国中部の忠清北道清州市で2日開幕した「2016清州世界武芸マスターシップ大会」が8日閉幕した。

 同大会は世界初の競技・階級、国別対抗武芸オリンピックで、忠清北道が世界的にも未開拓のスポーツ分野である「武芸」に注目し、世界に先駆けて開催したことに意味がある。忠清北道を世界に広め、関連産業の発展につなげる可能性も見せた。

 しかし一部の外国選手が姿をくらますなど、選手の管理に不備があったほか観覧客の動員も低調に終わり、国際大会としてさらに発展させるためには正確な分析と改善が必要との指摘も出ている。

 ◇発展の可能性を確認

 同大会は韓国の地方自治体が主催した世界初の国際武芸総合競技大会であり、「武芸オリンピック」の誕生となった。

 81億ウォン(約7億5000万円)という少ない予算で世界最高レベルの大会を開催したという点で新たな可能性を確認した。

 忠清北道は1998年から忠州世界武術祭りを開催しているほか、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である「世界武術連盟」の本部が同道の忠州市に設置されていることから、今回武芸マスターシップ大会を開催した。

 今後同道は世界の武芸の中心地になることを目指し、競技としての武芸や教育などを開発し、健康、ゲーム、映画、アニメーションなど武芸に関連した産業の発展にもつなげていく方針だ。

 ◇選手団の管理に不備 チケット販売は低調

 一定の成果を得た一方で、問題点も浮き彫りとなった。

 当初、今大会には87カ国・地域から2262人がエントリーしていた。しかし実際に参加したのは1940人となった。

 第1回大会ということから、認知度を上げるために著名人の誘致に力を入れ、各団体の連盟会長や役員には航空券などの交通費と滞在費を提供したものの、選手については滞在費の50%だけを支援した。そのため選手の参加率が下がったとみられる。

 大会組織委員会によると、閉会式を除く大会の観覧客数は計5万9390人だった。第1回大会という点を考慮しても国際大会としては低調で、広報が絶対的に不足していたと指摘されている。

 外国人選手の入国、移動、選手村の管理などに不十分な点もあった。

 ベルトレスリングに参加する予定のタジキスタンの選手3人が3日、空港で姿をくらまし、1人は選手村から抜けだした。スリランカのブラジリアン柔術の選手3人は4日に選手村から抜けだし、武術太極拳に参加するために同日に仁川国際空港から入国したウガンダ国籍のコーチ1人も姿をくらました。

 五輪の場合、国際オリンピック委員会(IOC)の傘下に国ごとにオリンピック委員会が構成され、選手の入出国、選手村などを管理する。武芸マスターシップでも国ごとに委員会を構成し、選手管理を体系化しなければならないという指摘が出ている。

 忠清北道の関係者は「今回の大会は不十分な点も多かったが、世界の武芸の中心地としての忠清北道の位置付けを強化するのに大きな役割を果たした」とした上で、「次期大会はさらに内容を充実させ、準備を徹底し、声援に応えたい」と話した。

最終更新:9月9日(金)23時58分

聯合ニュース

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。