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【磐田】1人で飛び込むな!ブラジル人コンビに組織で対抗…10日・神戸戦

スポーツ報知 9月10日(土)6時3分配信

 強力外国人封じの秘策は「飛び込まない」。J1ジュビロ磐田は10日・午後6時にヤマハスタジアムで神戸を迎え撃つ。今季2試合で5点を奪われている、相手FWレアンドロ(31)とFWペドロ・ジュニオール(29)のコンビに、磐田は個でなく組織で対抗。左太ももの肉離れから復帰したDF大井健太郎(32)を中心に粘り強く守ってリーグ2連勝、公式戦4連勝を狙う。

 意思疎通は完璧に取れていた。約1時間の練習を終え、帰路につく磐田イレブン。相手2トップへの対応に「1人で飛び込まない」と大井が話すと、DF森下俊(30)も「一発で飛び込まず、とりあえず遅らせてみんなで守る」。名波浩監督(43)が「まず簡単に飛び込まないこと」と話す基本方針は浸透している。人数と時間をかけて抑え込む。

 第2ステージ5位の強敵との一戦。最重要課題がリーグ13得点のレアンドロと、同8点のペドロ・ジュニオール封じだ。今季は3月23日のナビスコ杯(現ルヴァン杯)、5月4日のリーグ戦と2人で5点を奪われ敗れている。神戸戦のポイントは前線の敵2外国人か、という質問に「1番大きいのはそこ」と指揮官も即答した。

 ただこのブラジル人コンビ、技術とスピードに優れる磐田が苦手とするタイプ。さらにコンビネーションも抜群で、個での対応では限界がある。それを埋めるのが、熟成させてきた組織的守備だ。「スライドや囲み込みは速くなっている。そういうところでボールを奪えたら」と森下。自分たちの成長をはかる、またとない相手が2敗している神戸なのだ。

 他もぬかりはない。「外国人2人に気を取られると千真もいる。そこもケアして」と森下も警戒する、リーグ10得点のFW渡辺千真(30)への注意も徹底。前回対戦で失点したロングスロー対策も時間をかけて確認した。8月24日の福岡戦、その後の天皇杯2試合で勝っているが「この流れを大切にしたい」と名波監督。6月25日・仙台戦以来のリーグ戦ホーム勝利で波に乗る。(下河原 基弘)

最終更新:9月10日(土)6時6分

スポーツ報知