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「ルパン」上映会に浪川大輔が登場、出会って5分の監督と公開打ち合わせ

コミックナタリー 9/9(金) 23:23配信

モンキー・パンチ原作による劇場アニメ「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」の上映イベントが、本日9月9日に東京・新宿バルト9にて開催された。

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イベントでは映画上映後に、監督を務めた小池健、音楽を担当したジェイムス下地、脚本担当の高橋悠也、浄園祐プロデューサーによるトークショーも実施。本日のイベントで何かが起こると告知が打たれていたことから、それぞれが「今日は発表があるということなので……」と含みを持たせながら挨拶していく。

まず司会者から小池監督を起用しての、「LUPIN THE IIIRD」立ち上げの理由を問われた浄園プロデューサーは、「もともと小池さんの大大大大大ファンで。この人と仕事したいと呪文のように毎日唱えていたんです。『-峰不二子という女-』というアニメで一緒に仕事をしたんですが、それが終わったあとに、もう一度小池さんの純度の高い『ルパン三世』をお届けしたくて」と経緯を説明。これを受け小池監督は、「初期の『ルパン』が好きだったので、出会って間もないルパンたちの関係性を描いてみたいと思ったんです。いま王道になっている『ルパン』(のキャラクターたち)は仲間同士という感じですよね。そこに至るまでの殺し屋同士の関係性を描けたら、渋くてカッコいいんじゃないかと思って」とコメントした。

出会って間もないルパンたちの関係性を描くことについて、高橋は「(『次元大介の墓標』では)ルパンと次元の互いの呼び名を、ルパン三世と次元大介にしたんです。仲良くなってくれば『ルパン』『次元』と呼び合うんでしょうけど、出会いの話だったので少し距離感のあるかけあいを目指しました」と回想。小池監督とは旧知の仲であるジェイムスは、作品への参加をTwitterのダイレクトメッセージで依頼されたと笑いながら明かした。

ここで本日の発表ごとが、新作映画「LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門」の制作であることが明らかに。小池監督は作品について「五ェ門とルパンたちの信頼関係が築けていないときの話なので、その関係性を初々しくギラギラと描きたい」と抱負を述べる。その後特報映像が会場で上映され、司会者が「これに(五ェ門役の)浪川大輔さんの声がのったらどうなるか楽しみですよね」と発言すると、どこからともなく「今から緊張してます」との声が。「プレッシャーで押しつぶされそうです」と語りながら、サプライズで浪川が登場した。

登壇者にも浪川がイベントに出演することは知らされていなかったようで、高橋は「事前に収録した声と(司会者が)かけあいをしているのかと思った」と驚きの様子。浪川本人も「緊張で帰ろうかと思いました」と苦笑いしながら席についた。

本作では五ェ門に渋さはもちろん、若くてギラギラしている姿を求めているという小池監督。本日が小池監督と初顔合わせだという浪川が、「まさにこれはスタジオで聞くようなことですね」とつぶやくと、小池監督も「公開打ち合わせ(笑)。5分前に会ったばかりなのに」と笑いあった。

高橋は新作の脚本について「『刀を抜く』という五ェ門の行動を大事に作品を作りました。抜く・抜かないの五ェ門の魂というか、哲学を作品に込めている」と解説。浄園プロデューサーも「(刀を)抜いたからには相手を殺さないといけないし、死と隣り合わせの戦いをすることになる。(今回の映画では)そこに踏み込んでもらいたかったし、そういう五ェ門を見せたかった」と続けた。

最後に浪川は五ェ門というキャラクターについて「普段セリフが少ないですけど、しゃべり始めるまでの何を思って、何を感じているのかっていう部分が大事だなと思ってます」と分析。新作映画の台本はまだ渡されていないと前置きした上で、「自分を制御できない五ェ門のお話なのかなっていう気がしています。それをどうやって抑えこんで、皆さんの知っている五ェ門になっていくのかっていう所を演じられたら」と意気込んだ。

「LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門」は、2017年2月4日に公開。そのタイトル通り石川五ェ門をフィーチャーし、若き五ェ門が最強に目覚めるまでを描いていく。

「LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門」
キャスト
ルパン三世:栗田貫一
次元大介:小林清志
石川五ェ門:浪川大輔
峰不二子:沢城みゆき
銭形警部:山寺宏一

スタッフ
原作:モンキー・パンチ
監督・演出:小池健
脚本:高橋悠也
音楽:ジェイムス下地
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
製作・著作:トムス・エンタテインメント

最終更新:9/9(金) 23:25

コミックナタリー

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