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QRコード付き副教材開発 文溪堂、IT化推進

岐阜新聞Web 9月9日(金)9時14分配信

 文溪堂は、QRコードを付けた小学校向け副教材を業界で初めて開発し、教育現場のIT化を見据えた取り組みを進めている。スマートフォンやタブレットでかざせば学習内容に関連する動画が見られる。アナログとデジタルの融合を図り、より深く広く分かりやすい教材を目指している。
 2020年度に小学校の学習指導要領改定を控え、国は教育現場にタブレットなどを配備する方針。児童の学習内容が変わることに加え、学ぶ環境や教え方が大きく変わると捉え、対応の一環として昨年度から試みた。小学校の社会科資料集で導入し、本年度は算数、国語、理科などでも開発した。
 スマホやタブレットでかざすと、文溪堂のホームページを経由して関連する動画が見られる仕組み。動画をただ見るだけでなく、例えば社会科資料集を使って、鉄砲が使用された「長篠の戦い」を学習する時に、三段撃ちがどれぐらい時間がかかるかをよく理解できるように教材化されている。
 付加価値を高め、他社との差別化を図るとともに教師を支援するほか、家庭学習でも親にスマホを借りて動画を一緒に見ることで親子の会話促進にもつなげたい考えで、水谷泰三社長は「QRコードから飛んだ先のコンテンツの充実も進めていきたい」と話している。

岐阜新聞社

最終更新:9月9日(金)10時33分

岐阜新聞Web