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落雷で14万戸停電 県内中西部 JR高山線、一時停車

岐阜新聞Web 9月9日(金)9時17分配信

 台風13号から変わった低気圧の影響で、岐阜県内は8日昼すぎにかけて下呂市宮地で1時間に41・5ミリを観測するなど、各地で雷を伴う大雨となった。愛知県内で送電線に落雷があった影響で、西濃、岐阜、中濃地域では午後1時前から約14万戸が最大35分間停電した。
 中部電力などによると、停電は岐阜、愛知の計約36万戸で、岐阜県内は西濃のほぼ全域と岐阜市と近郊など計19市町で発生した。電力を供給する碧南火力発電所からの送電線に愛知県西尾市付近で落雷があり、発電所の運転が自動停止したため。停電は午後1時半前に解消された。
 JR東海によると、高山線は正午ごろ、岐阜市の長森駅構内で高山行き普通列車が、落雷が原因とみられる自動列車停止装置の作動で一時停車。上下3本が最大63分遅れ、約300人に影響した。大雨で飛騨金山―高山間でも一時運転を見合わせた。
 停電に伴い、本巣市の樽見鉄道は信号の故障などが影響し、大垣-東大垣間、神海-樽見間で下り各1本が最大29分遅れ、約200人に影響が出た。養老鉄道も信号機や踏切が使えなくなり、揖斐-桑名間で運転を一時見合わせ、一部の列車が最大で20分遅れた。沿線では踏切の遮断機が降りたままになる所もあった。
 瑞穂市のマンションや朝日大では住民や学生がエレベーター内に閉じ込められたが、10~30分後に脱出。本巣市の映画館では、12スクリーン全てで上映中の映画が中断。鑑賞客179人に無料招待券を配布するなどした。
 岐阜市役所の西部、北部、日光事務所も30分間ほど停電。証明書が発行できなくなるなど窓口業務に支障が出た。長良、西部の両図書室も図書館システムが停止し、貸し出しや返却などに手作業で応じた。市北部の小中学校23校も停電した。
 関市の小瀬鵜飼は長良川の増水で中止になった。

岐阜新聞社

最終更新:9月9日(金)10時31分

岐阜新聞Web