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岐阜市で郵便局強盗 100万円奪い男逃走

岐阜新聞Web 9月9日(金)9時19分配信

 8日午前11時55分ごろ、岐阜市野一色の岐阜北長森郵便局に男が押し入り、段ボール箱をカウンターに置いて「これ爆弾やぞ、金を出せ」と脅し、現金約100万円を奪って逃げた。県警の爆発物処理班が箱を調べたところ、爆発物は入っておらず、けが人はなかった。県警は強盗容疑事件として男の行方を追っている。
 岐阜中署によると、男は持ってきた袋に現金を入れるよう要求。男性局長(52)から袋を受け取ると、箱を置いて玄関から走って逃げた。当時、局長と局員4人がいたが、客はいなかった。
 男は身長約170センチで中肉、サングラスに頭を紫色系のパーカのフードで覆い、黒っぽいジャージーズボンをはいていた。県警は店内の防犯カメラの映像や目撃情報などを調べている。
 県警は、箱の中身が爆発物の可能性があったため、確認できるまでの間、半径約150メートル以内の住民に家から出ないように呼び掛け、現場前の県道205号を約300メートル立ち入り禁止とした。

◆「爆弾」と脅す 白昼の住宅街、緊張

 白昼の住宅街に緊張が走った-。岐阜市野一色の郵便局で現金約100万円が奪われた強盗事件。犯人が「爆弾やぞ」と段ボール箱を置いて逃走したため、パトカーが住民に外出しないよう呼び掛け、道路が通行止めとなるなど現場は物々しい雰囲気に包まれた。
 郵便局南の県道は約300メートルに渡って通行止めとなり、岐阜中署や県警捜査1課などから約70人、警察車両30台近くが出動した。近くに住む男性(75)は「けたたましいサイレンが鳴って見に行った。白昼堂々、こんな事件が起こるなんて怖い」とおびえた様子で話した。
 郵便局南の長森北小学校では、4~6年生の授業を5時間目で切り上げ、保護者に迎えに来るようメールで依頼した。
 2人の子どもを迎えに来た父親(38)は「子どもを見て安心した。犯人が今でも近くにいると思うと怖い」と不安そうな表情を浮かべた。

岐阜新聞社

最終更新:9月9日(金)13時52分

岐阜新聞Web