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渡辺淳一文学館、中国企業が購入 訪日客増加見込む 札幌

北海道新聞 9月9日(金)7時30分配信

渡辺作品、中国で高い人気

 直木賞作家の渡辺淳一さん(1933~2014年)に関する資料を展示している札幌の渡辺淳一文学館(中央区南12西6)を運営していた大王製紙(東京、愛媛)が、同館を中国・青島市の出版社「青島出版集団」に売却したことが分かった。中国で渡辺作品の人気が高いことが背景にあり、中国人観光客の一層の来館が見込まれる。

<動画>渡辺淳一文学館で朗読会=2014年

「今以上の支援」と譲渡決める

 大王製紙が、8月1日付で同社の一部門だった同館を株式会社化し、青島出版集団に全株式を譲渡した。売却額は明らかにしていない。今月20日に東京で調印式を行う予定。

 渡辺さんは空知管内上砂川町出身。中国では日本人作家の中で特に人気を博しているといい、青島出版集団は中国で渡辺作品の翻訳本を多数出版している。

 同館は、大王製紙が赤平市に赤平製紙を設立したのを機に、社会貢献の一環として、中島公園の隣接地に98年に開館。安藤忠雄氏の設計による地上3階、地下1階の延べ約1120平方メートルで、渡辺さんの生原稿や著書、写真などを公開、地下の講義室では渡辺作品の朗読会なども開かれている。

 同館は従来、渡辺さんの監修を受けて展示替えなどを行っていた。没後はそれができず運営が行き詰まっていたところ、「今以上の支援をしてくれる相手が見つかった」(大王製紙)と譲渡を決めた。展示や朗読会などの活動はこれまで通り続ける。

北海道新聞

最終更新:9月9日(金)10時39分

北海道新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。