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【女子野球W杯】マドンナジャパン、5連覇へあと3勝 王貞治氏から“金言”「気を引き締めて」

Full-Count 9月9日(金)7時10分配信

台湾に快勝で5連勝、米国が敗退の波乱も王氏「それは関係ありません」

 野球女子日本代表「マドンナジャパン」は8日、「第7回 WBSC 女子野球ワールドカップ」(韓国・釜山)で開幕5連勝を飾った。スーパーラウンド第2戦で、台湾に10-0の5回コールド勝ち。オープニングラウンドでは強豪のアメリカ、オーストラリアと同じ組を1位で勝ち上がり、勢いに乗っていた相手に実力差を見せつけた。5連覇へ向け、試合前には、2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で監督として日本代表を世界一に導いた王貞治氏(ソフトバンク会長)からの激励も届いたという。

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 日本は初回にヤクルト川端慎吾の妹・友紀のタイムリーで先制すると、相手のエラーを見逃さずに着実に加点。スクイズでも2点を奪うなど、日本らしい野球で台湾に付け入るスキを与えなかった。投げては先発の左腕・笹沼が3回2/3で8三振を奪う快投。2番手・田中も打者4人を完璧に抑えるパーフェクトリリーフを見せた。大倉監督は試合後、「本当にいつものことですけど、予選リーグからだんだんチームが成長していくんです」と確かな手応えを示した。

 偉大な野球人からの激励も、選手の心に響いた。試合前、全日本女子野球連盟の長谷川一雄会長が、メールで届いた王会長のメッセージを選手に伝えた。

「アメリカが負けたと聞きましたけど、それは関係ありません。みなさんは目の前の1試合ずつを勝ち抜くだけです。気を引き締めて戦ってください」

大倉監督も確かな手応え「ベネズエラ戦と違って雰囲気があった」

 今大会も日本のライバルになると見られていたアメリカが、5日のオープニングラウンド最終戦でオーストラリアに大敗。台湾とオーストラリアに得失点差で及ばず、スーパーラウンドに勝ち進めなかった。過去6大会ではすべて3位以内に入り、日本とも常に激戦を繰り広げてきたアメリカの敗退で、マドンナジャパンの心にスキが生まれてもおかしくない。ただ、5連覇へ向けて油断は最大の敵となる。

 実は、大倉監督も前日の夜にミーティングで同じような話をしたといい、さらに「昨日(7日)のベネズエラ戦(7-0で勝利)で、勝てるんじゃないかという雰囲気が(試合中に)あったぞ。それでは足元をすくわれる。1試合ずつ全員が全部をやり切って1日を終わっていこう」と選手に語りかけていた。王会長の“金言“も重なり、選手の意識は変わった。

 指揮官は「そういう意味では、誰が投げても、どんな展開でも(油断はしない)、という雰囲気は、ベネズエラ戦とは違って今日はあったように思いました」と試合を振り返る。効果はてきめんだったようだ。

 スーパーラウンドは残り2試合。2位以内に入れば決勝に進めるが、これで2012年からW杯18連勝としたチームには、優勝しか見えていない。5連覇の偉業へ、徐々に近づいている。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:9月9日(金)7時10分

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