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【コラム・オーリャ】リオで車両強盗の現場に遭遇

ニッケイ新聞 9月9日(金)5時48分配信

<ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」9日付けコラム・オーリャより>

 日系人の取材のため、先月末に訪れたリオの街。滞在するホテルのまん前で偶然、車両強盗の現場に遭遇した。総領事館もあるフラメンゴ地区で、地下鉄の駅からも近く、しかも真っ昼間だったのだが…。

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 飲食店内でかばんとキーをこっそり盗み、所有者の車へ。気付いた持ち主も慌てて追いかけたが、すでに時遅しだった。

 数日前にはオリンピックが終了したばかり。「大きな問題もなく無事に終わったなぁ」とリオを見直していたのもつかの間、目の前で起きた事件を見て一気に青ざめた。

 そこで、五輪女子マラソンで街頭応援に立った住民から口々に聞いた言葉を思い出した。「一市民としてリオ五輪を成功させたい」。駆けつけた動機を尋ねたら、そんな答えが度々返ってきたのだ。

 五輪成功はカリオカ(リオ市民)の切なる願いだった。そして無事に閉幕。結束して取り組んだはずなのに、終われば危険な街に逆戻り。住民の願いは一過性ではないだろうに――と考えさせられた。

最終更新:9月9日(金)5時48分

ニッケイ新聞