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SMAP25周年 聖地の“粋な演出”にファンも感謝「解散撤回を諦めません」【動画付き】

オリコン 9月9日(金)15時53分配信

(C)ORICON NewS inc.

 年内での解散を発表したアイドルグループのSMAPが9日、デビュー25周年を迎えた。25年前の9月8日にデビューイベントを行った埼玉・西武園ゆうえんちには多くのファンが集結し、大切な記念日をともに共有していた。

 25年前のデビューイベントでは、台風が接近した影響で雨が降りしきる中にも関わらず、赤と黄色の“ザ・アイドル”な衣装を身にまとい、プールの特設ステージ上で元気いっぱいにパフォーマンス。さらに5年前の9月9日には、アルバム『SMAP AID』の購入者から抽選で選ばれた1万人が同所に招待され、メンバー5人によるデビュー20周年イベントも開催された。

 そんなSMAPファンにとって“聖地”ともいえる西武園において、今回のタイミングで有志によってイベントを開催する案が持ち上がっていたが、先月18日に西武園の公式サイト上で「開催にあたり、さまざまな課題があり、それを解消することが困難であることから、本イベントをお受けすることは、見送らせていただきました」と発表。

 今回、西武園の広報担当者はORICON STYLEの取材に対し、「解散の報道が出た際に、ファンの方から『イベントができませんか』との申し出がありました。具体的には、みなさんで楽曲を歌ったりしたいということでした」と明かした上で「開催となると人数の予測ができないので、安全面のことを考慮して見送らせていただくことになりました」と説明した。

 それでも、SMAPの記念日を聖地で迎えようと開園前からファンが次々と集合。西武園側も、いつもは有線から流しているという館内BGMを「SMAPさんの記念日なので」との理由から、デビュー曲「Can't Stop!! -LOVING-」も収録されている2枚組のベストアルバム『Smap Vest』の楽曲をランダムで流し続けるという“粋な計らい”をみせた。西武園側の最大限の誠意を感じたファンからは「SMAPの曲が流れてるね」「とてもありがたい」といった感謝の声が聞かれた。

 撤収作業中のため、デビューライブを行ったプールの前にはフェンスが設けられていたが、フェンス越しに写真撮影を行ったり、プールを眺めながら会話を楽しんだりと、それぞれが思い思いの方法で聖地での時間を共有。長年応援を続けているというファンは「SMAPが解散することは未来永劫ない、SMAPは永遠に不滅だと思っていたので、改めてデビューの映像を観ると悲しいです。最後は、みんなで笑って1曲歌ってほしい」と思いを打ち明けた。

 また、TwitterなどのSNSを通じてのファン同士の連絡も緊密に行われていたようで、正午前後になるとさらに多くの人が来場。20年来のファンだという女性は「きょう、初めてここに来てみました。やっぱり5人で活動してほしいので、できれば解散を撤回してほしい。まだ諦めません」とグループの存続を熱望。そんなファンの総意を表すかのように、この日の西武園の空は青々と澄みわたっていた。

(C)ORICON NewS inc.

最終更新:9月9日(金)15時53分

オリコン