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「市政に不信感」 現職・坂井市長、4選不出馬表明 佐賀・唐津

佐賀新聞 9/9(金) 10:51配信

献金問題で政倫審「違反」

 唐津市の坂井俊之市長(55)=3期、二タ子=は8日、定例市議会で「市政に対する不信感を抱かせた」と述べ、来年1月の市長選には出馬しない意向を表明した。自身の献金問題を巡って政治倫理審査会が調査項目のすべてで「(条例で定めた)政治倫理基準に違反」と判断され、去就が注目されていた。辞任せず残り5カ月の任期を務めるとしている。

減給処分も追加提案

 市長は同日、政倫審の判断に対する自身の処分として10月から2カ月間、給料を半減する議案を市議会に追加提案した。議案説明に続いて、「熟慮を重ねた結果、次期市長選には不出馬の意向」と語った。

「市民に迷惑、心配を」と謝罪

 2005年の合併を引き合いに「合併協議会の協定項目にほぼめどがつき、約束を果たした」と3期12年の市政運営の成果を述べる一方で、「今般の私自身の問題、後援会組織の問題などにより、市民の皆さまにご迷惑、ご心配をおかけした」と謝罪した。

合併前後から14年間

 坂井氏は合併前の旧市を含めて続けて14年間、市長を務めた。1市6町2村の合併をまとめたほか、早稲田佐賀中高の誘致、コスメ構想の枠組みをつくった。

不正入札や献金問題

 半面、市発注の公共事業の不正入札事件を巡り、07年に側近の市総務部長、14年にも企画財政部長と企業後援会のトップが逮捕された。昨年には自身の献金問題も浮上し、市民団体の告発で司法当局による捜査が進んでいる。

来年1月投開票

 市長選は来年1月22日告示、29日投開票。これまでに元県議の峰達郎氏(56)=山本=が出馬表明している。

最終更新:9/9(金) 10:51

佐賀新聞