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大雨警戒、1万8110世帯に避難勧告 久慈、野田は全域

デーリー東北新聞社 9月9日(金)11時46分配信

 台風13号から変わった低気圧の影響で、岩手県は8日夜から大雨に見舞われ、台風10号による被害の復旧作業が続く沿岸部を中心に、各地で住民らが警戒を強めた。同日午後11時現在、県北では久慈や野田、軽米、洋野の4市町村で、計1万8110世帯・4万2837人を対象に避難勧告が発令。36カ所の避難所が設置され、自主避難を含め412人が避難している。

 台風10号で甚大な被害を受けた久慈市は、本格的に降る前の同日午後3時、市内全域に避難勧告を発令。野田村も午後4時すぎ、村内全域に避難勧告を出した。

 気象庁によると、台風から変わった低気圧は、そのまま北東へ進み三陸沖を北上。南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となった。

 沿岸全域に暴風・大雨洪水警報が発令され、同日午後11時現在、最大瞬間風速は洋野町種市で14・6メートルを記録。1時間の最大降水量は、久慈市下戸鎖と洋野町大野で10ミリを観測した。24時間降水量は下戸鎖で77・5ミリ。

 県は大雨による土砂災害や河川の増水による道路決壊などに備え、国道281号や県道の野田山形線、一戸山形線、大野山形線、戸呂町軽米線の一部区間で全面通行止めとした。

デーリー東北新聞社

最終更新:9月9日(金)11時46分

デーリー東北新聞社