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全国へ送る自信作、沖縄在住バンド7!! 結成12年で向き合った沖縄感/インタビュー

MusicVoice 9月9日(金)10時0分配信

1人の女性をイメージした曲作り

 今年4月にデビュー5周年を迎えた沖縄出身・在住バンドの「7!!」(セブンウップス)が8月24日に、通算12枚目となるシングル「FLY / 世界を回せ!!」をリリースした。メンバーはNANAE(Vo)、MICHIRU(Gt)、KEITA(Ba)、MAIKO(Dr)の4人。バンド名の由来は、ボーカル「NANAE(ナナエ)」の名前を「7(ナナ)」と「エッ!!」に分け、それぞれを英語に訳した「seven」と「oops」をつなげたもの。結成から12年。この間は「あえて沖縄感を出さずにやってきました」という。そんな彼らがなぜ今作で「沖縄らしいサウンド」に挑んだのか。そこにはこの5年間での「ライブ」「世界観」に対する意識変化があった。地元沖縄から全国へ。自信作となった今作への想い、そして、歌詞の組み方や各々の解釈、さらには沖縄の音楽シーンなどについてメンバー4人に話を聞いた。

■1人の女性をイメージした曲作り

――沖縄出身で今も在住なんですね。

NANAE そうなんです。沖縄出身で、今も在住で、みんな同い年なんです。あとは血液型が全員O型ということもあって物凄く楽天的で、真面目な話が苦手な4人ですね。でも、この4人だからこそ楽しく音楽をやってこられたのかなとも思っています。

――バンド活動以外でも仲は良い?

NANAE 定期的に飲みに行くこととかはないんですけど、4人でいるときはよく話しますし、仲は良いです。

MICHIRU よくネットカフェにみんなで行きましたね。皆、マンガが好きなんですよ。ジャンプだったり、マガジンだったり、何でも。

KEITA 飲みに行く回数よりもマンガ喫茶に行く回数の方が多いですね。

MAIKO 席はバラバラなんですけど、みんなで行って一緒に帰ったりしています。沖縄には、ファミリールームという大きい部屋があって、そこでそれぞれ寝そべりながらマンガを読んだりしています。その間、一切会話は無いんですけどね。でも、なぜか同じ空間にいたがるという時期がありました。スタジオに集まるよりも、そっちの方が多かったかも(笑)。

NANAE 音楽以外の方が仲良いです(笑)。

――バンド結成のきっかけは?

NANAE 出会いは高校2年生の時なんです。私がずっとバンドをやりたくて、それを友達に相談したんです。その友達は違う学校で、「ベースをやっている人がいるから」と紹介されたのがKEITAだったんです。それから「バンドやろうか」という話になって、彼が「じゃあ、幼馴染にギターやっている奴がいるから紹介するよ」と連れてきてくれたのがMICHIRUで。そして、最後にドラムどうしようかとなって、私の学校の文化祭でドラムを叩いていた女の子がMAIKOだったんです。その次の日に友達に紹介してもらって「バンドしませんか?」と声を掛けて。それが結成までの経緯ですね。

――その時からの縁が今も続いているんですね。曲作りはどの様におこなっていくのでしょうか。

MICHIRU メンバーそれぞれが書いて来ます。ああだ、こうだ、と作るというよりも、「曲が出来たらやってみようよ」という感じです。譜面とかメモみたいなものは作りません。むしろ、他の人が書いた曲は、アレンジが終わってデモが出来上がってから、ようやく知ることもあるんです。

――1つの曲を複数名で作ったりはしますか。

MAIKO 複数名もありますね。元々、別で仕上がっていた曲を合体させることもあります。Aメロはこっち、サビはこっちという様な感じで。4人それぞれが曲を書けるので色々な作り方ができるんです。女子は共作が多いです。

――先ほどのマンガなどからインスピレーションを受けたりすることもあるのでしょうか。

KEITA マンガとかアニメの原作を読んで書き下ろしたテーマソングもあれば、元々あった曲がイメージに合うからとそのアニメに起用されるパターンもあります。でも各々作り方は、一人の主人公をテーマに書いています。書き方としては「マンガに似てるよね」と作家さんに指摘されたことはあります。

MAIKO 「一人の女の子をイメージして作る」というのが私たちの方法論なんです。良くアニメの主題歌の話を頂いた時に、元々あった曲も世界観が合いやすいというのは言われたことがあります。

――今もその方法論で曲作りを?

MAIKO 基本的にはそうです。でも、その作る人の状況とか心境、書きたい曲にもよるかもしれないです。前は10代の女の子を主人公としてイメージしていたんですが、今は結構大人になって。それぞれの道へ行ったり、「結婚して家庭を持とうね」なんていう様な歌詞が出てくる様になったりして徐々に成長しています。でも基本的なイメージ像は変わらずやっています。

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最終更新:9月9日(金)10時40分

MusicVoice

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。