ここから本文です

好みじゃない顔でも好きになっちゃう?無意識に顔の好みを変える技術を開発

ニュースイッチ 9/9(金) 7:40配信

ATR、人工知能で「人間知能」を書き換え。精神疾患の治療につながる可能性

 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)脳情報通信総合研究所・脳情報研究所の柴田和久研究員と川人光男所長らは人工知能(AI)技術で人の顔の好みを変える技術を開発した。「好き」でも「嫌い」でもない顔を「好き」と「嫌い」のどちら側にも変化させられた。本人は好みの操作に気付かない。強迫性障害などの精神疾患の治療につながる可能性がある。

 脳の活動パターンを機能的磁気共鳴断層撮影装置(fMRI)で計測し、好きな顔を見たときと嫌いな顔を見たときの脳活動パターンを解析、パターンから好みを推定する指標を作成した。

 次に被験者に特定の顔をみせ、脳活動を「好き」か「嫌い」かどちらかのパターンに近づけるように訓練。訓練中に被験者は昨日のおかずを思い出したり、単純な計算をしたりと思い思いのことを夢想する。

 結果的に脳活動パターンが「好き」なパターンに近づくと特定の顔を好きになった。24人の実験では10段階評価で好き方向に約0・5、嫌い方向に約0・4誘導できた。好み指標の作成では感情や学習などに関わりのある帯状皮質の2000領域の活動を解析するためAI技術を利用した。

最終更新:9/9(金) 7:40

ニュースイッチ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

失うことで不完全さの中に美を見出した芸術家
画家のアリッサ・モンクスは、未知のもの、予想しえないもの、そして酷いものにでさえ、美とインスピレーションを見出します。彼女は詩的で個人的な語りで、自身が芸術家として、そして人間として成長する中で、人生、絵の具、キャンバスがどう関わりあってきたかを描きます。 [new]