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三井物産、車プレス部品世界最大手・ゲシュタンプ本体に12%強出資

鉄鋼新聞 9/9(金) 6:01配信

 三井物産は8日、世界最大手の自動車プレス部品メーカーであるスペインのゲシュタンプ・オートモシオン(以下GA)に資本参加することで合意したと発表した。支払額は4億1600万ユーロ(約470億円)で、GA創業者持株会社と新設する特別目的会社を通じてGA株式の12・525%を取得する。今期中に出資を実行する予定で、最終的な支払額はGAの業績に応じて調整する。

 三井物産は2013年にGAの米州事業(米国、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン)に3割出資して事業参画し、自動車用鋼材の下工程・精整から部品事業まで素材~部品の一貫ビジネスを構築し、日系、米系だけでなく欧州系車メーカーとの取引も強化している。
 GAは主に欧米車向けにボティ・シャシ用プレス部品を供給し、20カ国101カ所(計画中含む)の製造拠点と12の研究・開発拠点を持つ。自動車メーカーに幅広く採用されるホットスタンピングでは世界最高水準の技術を持つ。
 三井物産はGA本体に出資参画することで全世界ベースでの自動車メーカーのニーズを捕捉し、高機能素材市場の成長を取り込むことが可能となる。自動車鋼材供給サービス機能を通じて培った知見や顧客基盤、さらには異なる素材を扱う営業本部間での連携による相乗効果を発揮することで、GAの収益基盤を強化していく。
 GAをめぐってはアルセロール・ミッタルが今年、株式35%を創業家側に売却した。

最終更新:9/9(金) 6:01

鉄鋼新聞

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