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鳥栖市長、給食センター施工不良問題で謝罪 佐賀

佐賀新聞 9/9(金) 17:30配信

熊本地震で破損

 4月の熊本地震で鳥栖市学校給食センターの天井の一部が破損し、施工不良が見つかった問題で、橋本康志市長は8日の市議会一般質問で、7月下旬に施工不良を確認してから公表するまでに約1カ月かかるなど市の対応が遅れ、復旧工事も遅れたとして謝罪した。

「隠ぺい工作ではないか」

 市は7月23日に天井ボードと壁の間に必要な6センチ以上の隙間がないことを確認した。直後に隙間を作るため天井ボードを切断する作業を、建築時の施工業者に一部行わせた。尼寺省悟市議(共産)が、1カ月も公表しなかった理由や、隙間を作る工事は「隠ぺい工作ではないか」とただした。

「隠ぺい工作の意図なし」

 江嵜充伸市教育次長は、隙間不足が判明後、建築当時の施工業者や施工監理業者と現地確認し、対応策の検討に時間を要して「公表が遅れた」と釈明した。天井ボードの切断作業については「隠ぺい工作との指摘を受ける節もあるが、その意図は全くない。誤解を招く判断を申し訳なく思っている」と答えた。

反発により議事中断も

 業者が施工不良を認めたと市が説明してきたことに関し、橋本市長が「市側からの指摘について業者から明確な異論が無く、認めたと類推した」と答弁したため、市議が「納得できない」と反発し議事が中断。約70分後再開し、市長が「市の指摘に対し、施工業者から『異議はない』との発言があっている」と修正した。

最終更新:9/9(金) 17:30

佐賀新聞