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兵庫・播州織の作家、さらなる躍進

Lmaga.jp 9月9日(金)14時2分配信

兵庫の伝統的な播州織を日本全国へと広げた作家・玉木新雌さん。彼女が手掛けるブランド「tamaki niiime(タマキ ニイメ」(兵庫県西脇市)が、直営店・工房と共に9月10日に移転する。

数え切れないほどのストール。色合いやパターンも異なる

先染めが特徴となる播州織は兵庫・西脇市を代表する産業。「tamaki niime」は、手触りを大切に、コットンの栽培から、糸の染めまでを手掛け、色あふれる心地よいショールやウエアを2004年から生みだし続けている。そんな作品は口コミでどんどん広がって、今や全国のセレクトショップや百貨店はもとより、海外でも30店舗で展開。今回はさらに躍進するために、「日本へそ公園」のすぐそば、工場跡をリノベーションし、これまでの5倍の広さに!

「自然の中にあって、ものづくりには絶好の場所。ロケーション、工房の規模、空間造り・・・、播州織の産地、西脇に拠点を作ってからずっとやってみたかったことがようやく叶えられました。スピードと精度を上げて、ものづくりもより深めていきたいです」と、玉木さん。

広くなった店内には、ナチュラルにも、モードにも着こなせる、全アイテムが並ぶ。それらのアイテムは色や風合いがそれぞれ違うほぼ一点物のため、これまでもお気に入り探しに夢中になって数時間滞在する人も少なくなかった。そこで「心地よさ」にこだわり、店内の音楽もオリジナルでつくれたらと、「サウンドルーム」という音楽レーベルもスタート。第1弾として、haruka nakamuraとコラボレーションした2曲が店内に流れ、今後もアーティストと制作が続く予定だ。

「自分たちでできないところは作家さんと組んで、新たなものづくりにも取り組めたら。日本のへそ=中心から世界に発信し、暮らしを楽しむ人やさまざまな作り手が行き交う場として成長していきたいですね」。こちらは、工房見学もでき、好奇心を刺激する、西脇の新名所となりそうだ。

取材・文/宮下亜紀 写真/コーダマサヒロ

最終更新:9月9日(金)15時57分

Lmaga.jp