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レディー・ガガ、ロック・テイストでパワフルなボーカルが光る新境地「パーフェクト・イリュージョン」(Song Review)

Billboard Japan 9/9(金) 18:15配信

 レディー・ガガ、待望の新曲「パーフェクト・イリュージョン」の音源が、2016年9月9日(現地時間8日)に公開された。

 ロングブーツにデニムのショートパンツ、黒のタンクトップというワイルドなスタイルで、金髪を振り乱すジャケット写真が先日自身のツイッターで公開され、新曲を待つファンたちの間で話題となり、ツイッター・チャートでは首位を獲得したばかり。このアート写真からも、これまでのガガの作品とは明らかに違うことが分かるが、楽曲も、まさに新境地を切り開いたような印象を受ける。

 これまでは、エレクトロ・サウンドをベースとしたダンス・ミュージックをヒットさせてきたガガだが、「パーフェクト・イリュージョン」では、80年代のロックをイメージしたような、古典的なポップスに挑戦している。ここ最近のヒット曲の傾向をみると、転調する展開も珍しい。初期のガガを彷彿させるフレーズは健在だが、音楽のジャンルはまったく別物。
 
 歌い方も以前とは一味違う、ロック・テイストでパワフルなボーカルが光る。特に、感情むき出しに歌う、サビのエモーショナルな歌声には圧巻だ。前作『アートポップ』ではやや迷走している感じが伺えたが、この曲を聴くと、当時の迷いのようなものが、吹っ切れたようにも感じる。

 プロデュースは、ブルーノ・マーズと「アップタウン・ファンク」を大ヒットさせた、マーク・ロンソンと、テーム・インパラのケヴィン・パーカー、そしてジャスティン・ビーバーの「ソーリー」や、マドンナの新作『レベル・ハート』などを手掛けた、ブラッド・ダイヤモンド改めブラッドポップが担当している。

 「パーフェクト・イリュージョン」が収録される予定の5thアルバムの発売日は発表されていないが、この曲からおそらく前4作とは全く違ったアルバムになることが予想できる。トニー・ベネットとのコラボレーションや、ミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』の楽曲や、アメリカ国歌の歌唱が評価されたことを受け、更にアーティスト性を高めたレディー・ガガ。この「パーフェクト・イリュージョン」には、その成長が反映している。

Text:本家一成

◎リリース情報
「パーフェクト・イリュージョン」
レディー・ガガ
2016/9/9 RELEASE
デジタル配信
http://po.st/sgPI

最終更新:9/9(金) 18:15

Billboard Japan

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