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英兵訓練は安保範囲内 外務省容認 英「米軍の一員」

沖縄タイムス 9月9日(金)16時0分配信

 【東京】英国軍兵士が米軍キャンプ・シュワブやハンセンで米海兵隊の訓練に参加していることが情報公開により明らかになった問題で、外務省は8日までに、英国側から「人事交流で、英国軍兵士が米軍の一員としてプログラムに活動していた」とする回答を得た。日本政府として、英国軍兵士の活動は認めたが「訓練は日米安全保障条約目的達成のためであり、条約許容の範囲内」としている。

 在日米軍の施設・区域の使用は、安保条約第6条により米軍に対して認められ、第三国の軍隊や兵士が訓練目的で使用することは認められていない。

 外務省によると、英国軍兵士は米軍の将校として海兵隊に所属し、訓練に参加していた。訓練の主体は米海兵隊のため、在日米軍施設・区域で訓練しても安保条約上禁じられているものではないと判断。「英国軍兵士は米軍の指揮命令下にあり、訓練は安保条約の範囲内」と説明した。

 活動は米軍の一員として行うが、英国軍兵士は日米地位協定の対象にはならないという。日本に入国する際の手続きなどは「日本の法令に従って適切に行った」とした。

 英国軍兵士の訓練参加は、本紙が英政府へ行った情報公開請求で明らかになった。

 英国防省海軍司令部によると、2015年1月に始まり、これまでに中尉2人が「ジャングル戦闘訓練と射撃訓練」に参加したという。

最終更新:9月9日(金)16時0分

沖縄タイムス