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本宮で就業体験の大学生奮闘

紀伊民報 9月9日(金)17時0分配信

 和歌山県田辺市本宮町内の宿泊施設や熊野本宮観光協会で、大学生がインターンシップ(就業体験)に励んでいる。人口減少が進む中、観光協会が労働力の確保と大学生の就業に向けたスキルアップなどを兼ねた取り組みとして今夏から始め、関西方面の大学から7人が参加。観光協会によると、受け入れた宿泊施設からは「来てくれて助かった」などと好評で、協会は「今後も続けていきたい」と話している。

 学生は町内5カ所の宿泊施設と観光協会で受け入れており、立命館と京都産業、大阪商業の3大学から参加。実習は8月8日に始まり、学生たちは町内に滞在しながら、最短14日間、最長40日間で1、2カ所の宿泊施設と観光協会を回り、客室係やフロント、観光案内といった業務を体験している。勤務時間は1日8時間で時給も支払われる。

 大阪商業大学で観光について学んでいる3回生の野村隆太さん(20)=京都市=は「夏休みを利用して勉強したい」と参加。初めて本宮町を訪れた。

 8月21日から老舗旅館で勤務。「リピーターのお客さんがすごく多くて、中には3桁来ているという方もいると聞いて驚いた。歴史や伝統があることはもちろん、それ以上に良いサービスがあるからこそなのだと感じた」と野村さん。「年末年始にまた来てほしい」と誘われているという。

最終更新:9月9日(金)17時0分

紀伊民報