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欧州債:ドイツ債反落、ドラギ総裁が緩和拡大への期待に冷や水

Bloomberg 9月9日(金)1時46分配信

8日の欧州債市場では、ドイツ国債が4日ぶりに下落。欧州中央銀行(ECB)が利下げと資産買い入れ策拡大の両方を見送ったことが響いた。

ドラギECB総裁が記者会見で債券買い入れ策の延長を議論しなかったと明らかにした後、ドイツ債は下げ幅を拡大。この日のECB会合前には、量的緩和の拡大や買い入れ対象債券の不足を緩和するための調整が実施されるとの臆測が流れていた。

クレディ・アグリコルCBIの金利戦略責任者、モヒト・クマール氏(ロンドン在勤)は「ハト派的なECBを期待していた向きは失望しただろう。このため利回りが上昇している」と指摘。「ドラギ総裁は利下げや量的緩和拡大を実施しなかっただけでなく、今後の緩和をにおわすこともできたのにしなかった」と述べた。

ロンドン時間午後5時現在、ドイツ10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇のマイナス0.06%。

スペイン10年債利回りは過去最低の0.90%まで低下する場面もあったが、6bp上昇の0.99%へと反転した。

原題:German Bonds Drop as Draghi Cools Speculation of Further Easing(抜粋)

Anchalee Worrachate

最終更新:9月9日(金)1時46分

Bloomberg