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「スマホ依存」とプライバシー  AKB48・岩立沙穂さんと千葉大・藤川教授が語る「スマホ問題」(中)

J-CASTニュース 9月10日(土)16時0分配信

 中高生で問題化している「スマホ依存」は、AKB48メンバーにとっても例外ではない。「実践! スマホ修行」(学事出版)でも、2013年に加入した15期生3人が「依存ぶり」を生々しく明かしている。

【写真】スマホとの付き合い方について話すAKB48の岩立沙穂さん

 連載2回目では、13期生(11年加入)の岩立沙穂(いわたて・さほ)さん(21)と藤川大祐(ふじかわ・だいすけ)千葉大学教育学部教授に、スマホをめぐる「可処分時間」の使い方やセキュリティーの問題について話し合ってもらった。

■1か月に7GB以上使って通信速度が遅くなる

  藤川:「ネット依存」という章が第6章にあります。15期生は、みんな「スマホ依存」だと言っていました。

  岩立:確かに、いつもいじってますね...。

  藤川:例えば込山榛香(こみやま・はるか)さん(17)は、
  「人見知りなので、電車の中とか、美容院とか、ネイルをしてもらっているときとか、メイクをしてもらっているときなど、どう会話していいかわからないときに、気まずい雰囲気を壊したくて自分からケータイに逃げています。前に見たアルバムをずーっと繰り返し見たりしています」
  と話しています。飯野雅(いいの・みやび)さん(18)はショッピング、大川莉央(おおかわ・りお)さん(15)はニュースも見たりと、三者三様です。でも結論としては「スマホ依存気味」。そんな中で、一般的には1か月に7GB以上使うと通信速度が極端に遅くなる「低速問題」に悩む人も多かったです。

  岩立:結構、低速になっている人多いんですよ。私は全然ひっかからないですが...。若い子は携帯を使いこなして依存している気がしますが、私は使いこなせていなくて依存してるんです。携帯は最低限の設定しかしていなくて...。

電源が切れるまで使って、勉強する

  藤川:スマホ依存では、自分で自由に使える「可処分時間」の使い方が問題になります。だいたいはスマホいじるか勉強するかで、今の子どもたちの間でも問題になっています。その点、岩立さんは時間を大切にしているという印象です。

  岩立:それは最近大事にしようと思うようになりました。昨日(8月28日)が気象予報士の試験日で、そこに向けて頑張っていました。例えば「お風呂上がってから勉強しよう」と自分の中で決めたとして、お風呂入るまで、ずっとケータイをいじってるんですよ。それまでに各種SNSへの投稿を終えると自分の中で決めているのですが、そうするとお風呂に入る時間がどんどん遅くなってしまいます。それで、お風呂あがったら2時とか...。「これではまずい」と、時間を大切にしようと思うようになりました。

  藤川:それでも、スマホにはかなりの時間を割いているんですよね。

  岩立:やっぱり考えてる時間が長いんですよ。熟考型で、SNS向けの文章を打っていると、どうしても時間がかかってしまう。自分ではさらさら書いていたつもりでも、気がついたら1時間経っていたとか...。夢中になると時間を忘れてしまうことがよくあります。楽しんで読んでくださってる方も多いんですけど...。でも自分としては「もうちょっと速く打てなかったものか」となります。

  藤川:15期の皆さんの議論でも、結論は出ませんでしたね。

  岩立:私、高校生の時、テスト期間でもどうしてもケータイを使いたくなってしまうので、ケータイの電源が切れるまでケータイを使って、充電しないでそこに置いて勉強してました。電源をなくす。それが自分的には一番「ケータイを使わなかった」方法ですね。

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最終更新:9月11日(日)16時4分

J-CASTニュース

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