ここから本文です

中国大陸籍観光客ら26人死亡のバス火災、原因は運転手による放火=台湾検察

中央社フォーカス台湾 9/10(土) 19:18配信

(桃園 10日 中央社)観光バスが炎上し、乗客乗員26人全員が死亡した火災について、桃園地方法院検察署(地検)は10日、原因は自殺を図った運転手の男による放火だったと発表した。検察は男を殺人罪などで起訴する予定だったが、同火災で死亡しているため、不起訴処分とした。

観光バスは7月19日、高速道路で出火。死亡者26人のうち、運転手とガイドを除く24人は中国大陸からのツアー客で、帰路に就くため桃園国際空港に向かう途中だった。

検察によると、男は過去に強制わいせつ罪で有罪判決を受けており、これに家庭でのストレスなどが重なったため自殺を図ったという。また、男はツアー途中、バスの給油とは別にガソリンを購入していたほか、事件当日には酒気を帯びた状態で運転していたことも判明している。

蔡英文総統は10日、自身のフェイスブック上で、亡くなった中国大陸の人々に改めて哀悼の意を表すとともに、遺族に対する支援を約束した。

男の家族は200万台湾元(約650万円)の保険金を受け取っているものの、今後、保険会社や旅行会社、バス会社、遺族からの賠償請求に直面することとなる。

(卞金峰、葉素萍/編集:杉野浩司)

最終更新:9/10(土) 19:18

中央社フォーカス台湾