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EU財務相、ユーロ圏独自の予算編成を討議 協議継続で合意

ロイター 9月10日(土)5時55分配信

[ブラチスラバ 9日 ロイター] - 欧州連合(EU)は9日にブラチスラバで開いた財務相・中央銀行総裁会議で、ユーロ圏独自の予算を編成することの是非について討議した。ただどの項目についても結論は出ず、今後も協議を継続することで合意した。

ユーロ圏独自の予算(fiscal capacity)の編成をめぐる考えは2012年のユーロ圏債務危機後、域内の統合を中長期的に一段と推し進める方法を模索する議論のなかで台頭。すでに発足している欧州中央銀行(ECB)に続き、ユーロ圏全体を統括する財務省と並び通貨統合の完成に必要な取り組みと見なされている。

ただ加盟国内で財政状態に相違があることで繊細な舵取りが求められており、欧州委員会のドムブロフスキス副委員長は記者団に対し、安定メカニズムに重点を置く国と投資に重点を置く国との間で意見が分かれているとの認識を示し、今は新たな構想を打ち出す時期ではないとの意見もあったと述べた。

欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は、「新たなイニシアテイブを導入するには、ルールが守られるとの相互信頼感の醸成が必要になるとの共通認識が示された」と述べた。

最終更新:9月10日(土)5時55分

ロイター