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(風 タイ東北部・イサーンから)論じられなかった新憲法 大野良祐

朝日新聞デジタル 9月10日(土)11時30分配信 (有料記事)

 軍事クーデターから2年余をへて、タイは民政復帰に向けて動き出した。8月7日の国民投票で、新しい憲法案が61%の賛成で承認されたからだ。
 新憲法案は、総選挙で選ばれた議員の権限を、国民の審判を受けない機関である憲法裁判所や上院などが制限できるとしている。実権を握り続けたい軍部の意向を色濃く反映した内容だ。
 タイでは国王を頂点に軍をはじめ、官僚や都市知識人ら少数支配層が既得権益を握ってきた。その伝統を揺さぶっているのが、地方の農民をはじめとするタクシン元首相派。憲法案はタクシン派の政治的影響力を弱める狙いが露骨で、差はわずかであっても否決されるだろうと予想する人が多かった。……本文:2,309文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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朝日新聞社

最終更新:9月10日(土)11時30分

朝日新聞デジタル