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【広島】25年ぶり悲願、黒田に託した!プロ初登板初勝利の東京ドームで胴上げじゃ

スポーツ報知 9月10日(土)6時5分配信

 広島・黒田博樹投手(41)が9日、マジック1で迎える10日の巨人戦(東京D)での必勝を誓った。巨人がヤクルトを下したことで、優勝は持ち越しとなり、男気エースに25年ぶりのリーグ制覇をかけたマウンドが回ってくることが決定。3346日ぶりの東京D勝利で悲願に花を添える。マツダスタジアムで練習後、都内のチーム宿舎に入った右腕は、ファンに快投を見せることを約束した。

 ペナント奪取を夢にまで見てきた黒田に、これ以上にない舞台が巡ってきた。午前中にマツダスタジアムで汗を流した後、決戦への意気込みを口にした。「どう考えてもウチが完璧に有利。球場に足を運んでくれるファンの前で結果を出せればいいと思います」。上京前からV決定試合を予感するように闘志を燃やした。

 広島ナインは都内のチーム宿舎でヤクルト・巨人戦(神宮)をテレビ観戦した。だが、序盤から巨人リードの展開のため、黒田は姿を現さず、自室で登板日に向けた準備に専念した。歓喜の瞬間は訪れなかったが、やはりV決定は自力で決めてこそ盛り上がる。巨人の勝利は、むしろ歓迎だった。

 黒田にとって東京Dは、1997年4月25日の巨人戦で1失点完投し、初登板初先発初勝利を挙げた思い出の地。だが、日本球界復帰後は未勝利で白星を挙げれば、07年7月14日以来、3346日ぶりとなる。「いつもプレッシャーを感じているので気持ち的には変わらない」と、平常心を強調。大舞台で力を発揮するのが真骨頂といえる。

 ヤンキース時代の12年10月3日には地区優勝がかかったシーズン最終ゲームのRソックス戦に先発。7回2失点で自己最多の16勝目を挙げ、シャンパンファイトに酔いしれた。百戦錬磨の右腕にとっても、今季のペナントほどしびれるシーズンはない。「今年は20年やってきた中でもベストのチーム。そのチームメートと優勝したい」。7月23日の日米通算200勝達成時に宣言していた公約をかなえる時がきた。

 畝投手コーチは優勝決定後の投手起用について「ジョンソンと野村は最多勝がかかっているから投げさせるが、あとは状態を見ながらになる」とCSを見据え、主力投手に休養を与える方針を明かした。黒田は現在8勝8敗で、メジャー時代から7年連続となる2ケタ勝利も目前だが、日本一へのコンディションづくりを優先。満身創痍(そうい)でローテを支えてきた41歳は11日に出場選手登録を抹消されることが濃厚だ。

 「前に(広島に)いた時と雰囲気は全然違う。ユニホーム姿のファンもたくさん応援に来てくれますし。若い選手が元気ですし、すごく勢いがあるのは感じる」と黒田は充実感をにじませた。25年ぶりのカープの悲願が成就する歴史的なマウンドは、男気エースに託された。(表 洋介)

 ◆黒田の巨人戦成績 黒田はルーキーイヤーの97年からこれまで巨人戦通算60試合に登板し、22勝21敗、防御率3・79。通算勝利数は26勝のヤクルト・石川に次いで現役2位。今季は4試合で1勝3敗、防御率5・26。東京Dの巨人戦は4月16日の1試合に先発し、5回6失点だった。

最終更新:9月10日(土)11時28分

スポーツ報知

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