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予選アンダーパー10人 “牙むくラフ”に女子プロお手上げ

日刊ゲンダイDIGITAL 9月10日(土)15時31分配信

【日本女子プロゴルフ選手権 2日目】

 大会2日目にアンダーパーで回った女子プロは10人だけで、通算8オーバー57位タイまでが予選通過という、今週は過酷な大会になった。

 コース設定を担当した岡本綾子は当初100~110ミリのラフを想定したが、大会前1カ月間に3つの台風が北海道を直撃、雨量が多くて最大160ミリまで伸びてしまったのが原因だ。だから「選手には厳しい状況で戦ってもらうことになりました」(岡本)という通りの展開になっている。

 通算2アンダー、単独トップに立った下川めぐみ(33)も、「とにかくコースが難しい。ラフにつかまって運、不運がハッキリ分かれる。無理せず、欲張らず、チャンスが来たら狙う戦いをする」とコースを警戒した。

 飛ばし屋・渡邉彩香の師匠で、現地入りした石井明義プロが、「初日、2日目と雨が降ったせいでラフが余計に重たくなってスコアが伸びなかった」とこう解説する。

「ラフにつかまったら、ボールは真上からのぞき込まなければ見えず、そうなったら50~60ヤード先のフェアウエーに出すだけ。あのイ・ボミですら、深いラフで空振りしたっていうぐらいだから、多くの女子プロは手に負えない。それに芝の抵抗で手首にダメージがあって、ショットにも悪影響を及ぼすから、みなスコアメークに苦労している。ただグリーンは癖がなくボールがよく止まる。会場の中では4つあるパー3ホールが一番やさしい。飛ばす必要はなく、曲げないショットメーカーが有利でしょう」

 1打差2位タイには手堅いゴルフの申ジエ、全美貞が付けており、外国人プロの公式戦8連勝の可能性も高まってきた。

最終更新:9月10日(土)15時31分

日刊ゲンダイDIGITAL