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東京五輪で柔道「団体戦」採用へ

東スポWeb 9月10日(土)16時42分配信

 柔道の団体戦が2020年東京五輪で採用される可能性が高まっていることが9日、分かった。国際柔道連盟(IJF)のマリウス・ビゼール会長(58)と会談した全日本柔道連盟の山下泰裕副会長(59)が明かしたもの。実現すれば、日本にとってはメダル増加につながる追い風で、競技のさらなる盛り上がりにも大きな起爆剤となる。

 リオデジャネイロ五輪で3個の金メダルを獲得した柔道が、東京五輪でさらにメダルを量産しそうだ。3日からハンガリーに渡り、ビゼール氏と会談した山下氏は「2020年から団体戦の可能性がかなりある。これから、うちもいろんな交渉が出てくる。団体戦は世界の柔道界の念願。非常に盛り上がると思います」と興奮冷めやらぬ様子で話した。

 IJFはかねて団体戦の採用を国際オリンピック委員会(IOC)に申請。団体戦が行われている世界選手権をIOC委員が視察するなど、積極的にロビー活動を行ってきた。リオ五輪では実現しなかったものの、東京での採用を目指して働きかけを継続。ここにきて、団体トップのビゼール氏が、その実現に手応えを示したという。

 その理由はリオ五輪での結果にある。ある調査では「運営、内容の評価、メダリストの広がり、世界的な盛り上がりなどの点で柔道は(全競技で)3番目に評価が高かった」と山下氏。しかも団体戦は現時点で、個人戦のメンバーが出場する方向だ。五輪の肥大化を危惧するIOCにとって、種目増の負担が少ないのはアドバンテージで、山下氏も「メダルの数が男女で1つずつ増えるだけで参加人数は変わらない」と解説した。

 日本は昨年の世界選手権団体戦で男子が2連覇、女子も優勝を飾った。ただ、フランス、ロシア、韓国など上位の実力は拮抗している。「日本も勝っているけど、薄氷を踏むような勝ちもあった」(山下氏)。盛り上がりは個人戦以上とあって柔道の新たな魅力、醍醐味を発信する舞台となりそうだ。

 リオ五輪でも体操男子や卓球の男女、競泳男子800メートルリレー、陸上男子400メートルリレーなどの団体戦はひと際、高い注目を集めた。国と国が威信をかけて戦う団体戦の五輪採用は全日本男子の井上康生監督(38)も以前から希望しており、大きな前進となった。

最終更新:9月10日(土)16時42分

東スポWeb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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